月刊ウルトラジャンプ「スティール・ボール・ラン」を更新します。
過熱する大統領との戦いもいよいよ大詰め!
スタンド能力も把握し、その弱点をついてディオは攻撃を仕掛けて来る!
果たして、ディオは大統領を倒す事が出来るのか?
そしてルーシーは?
遺体はどうなってしまうのでしょうか!?



何かに挟まれた瞬間、大統領は別の世界に逃げてしまう。
そしていくら重傷だろうと、無傷の姿で再び現れる事になるのだ!
ホット・パンツとの連携プレーにより、隣の世界に行かせる事なく大統領に致命傷を負わせたディオ!
列車から突き落とされた大統領はスタンドもろとも体が引き裂かれた様だったのだが…何と、土壇場でディオに足でしがみつき、走る列車の線路の間に飛び込んだのです!!

ディオ


何と、ディオ死す!?
列車に轢かれて下半身が飛ばされたらしい。
一方で、大統領は列車の車輪に飛び込んだ際に、頭部を“挟まれた”様子。
大統領の遺体が一緒に転がっているのですが、頭部がなく、これは頭だけ隣の世界に飛んだのでしょうか?
それともすでにひとつの体を犠牲にして、入れ替わった後なのでしょうか?
ディオとしては大統領を倒したという実感はあったはず。
彼は満足して死んで行ったのかも知れません。

とにかく、重要キャラのひとりディオが亡くなってしまったのは事実です。
これで戦えるのはジョニィとジャイロ、そしてホット・パンツしか残っていない事になってしまいました。
大統領の能力はかなりヤバイものであると再認識したジャイロたち。
遺体を大統領が手にいれたら、恐らく戦った者は全員家族や子孫に至るまで闇に葬られる事になるとジョニィは言うのだが…。
そもそも遺体を手に入れたら何が起きるのでしょうか?

第6部でもずっと「天国」というキーワードが出ていましたが、その正体はまさかの時間一周旅行でした。
ならば、「ナプキンを取る者」とはどういう意味になるのかと考えるに、やはり超常現象が起きて大統領の都合のいい世界が構築されると想像する訳です。
例えば目の前に気に入らない男ジャイロがいたとする。
“ナプキンを取る男”になった大統領が「消えろ」と指図すると、歴史上からツェペリの家系そのものが消失してしまうという様な、そういう能力が手に入るのではないでしょうか?
それこそが、大統領には誰も逆らえない、正に“ナプキンを取る者”であると想像するのですが…?
今回のジョニィのセリフが何やらそういうものを予感させる気がしました。

ユリウス


最後の戦いの前に意思の疎通を図るジャイロ。
何と、誰にも言えない秘密を互いに明かそうと言い出したのです。
秘密を共有する事で、絶対に逃げないという意思を伝え合う訳ですが、ここでジャイロが本名でない事が発覚したのです!
本名「ユリウス・カエサル・ツェペリ」。
何と、家族である弟ですら知らないのだと言う。
しかも、英語読みだと「ジュリアス・シーザー」となるそうで、何とジャイロは第2部のシーザー・ツェペリと同じ名前だったのです!!
パラレルワールドになった事で、ジョジョ本来の歴史から色々と変わってしまったこの世界。
シーザーという名前も、こんなところに受け継がれていたのです。

フェチ


ジョニィの本名はジョナサン。
これは既知の通りでしたが、秘密と言う事でフェチについてジョニィは語り始めました。
何と「虫さされフェチ」?
女の子が蚊に刺されてプチッと赤く膨らんだものに興奮すると言うのです!
言うに事欠いて何て事を言い出すんだ!(笑)

かくして、秘密を伝え合った二人はルーシー救出へ!
それこそが一番の目的なのです!!

クマ


進みながら“馬の鐙から回転エネルギーを生み出す”事を試すジョニィ。
どうやらジャイロの助言はすでに彼を次のレベルにまで押し上げていた様です。
そんな中、ジャイロが気になる事を…。
「じゃあ…あの機関車だが…いったい誰が運転しているんだ?」
それは…さらに敵がもう一人いると言う事なのでしょうか!?

ジョニィが気にする「クマに注意!」の看板。
いくら彼らが進んでも看板がついて来る!?
これは…新しい敵のスタンド能力なのか!?

もしかするとジャイロたちは進んでいる様で全然進んでいないと言う事なのかも知れません。
それが列車の機関士の能力だと言うなら、さらにバトルがひとつ加わる事になります。
ただ、機関士の話を出したのは読者を混乱させるただの“作者の罠”で、実際は普通の部下の可能性もありますね。
その場合、超常現象が既に始まりつつある事を意味しているのかも知れません。
例えば、第6部で言うなら「天国発動」の前に起きた“重力が横になる現象”に匹敵するものが今起きているのではないでしょうか?

今から何が起きるのか?
新しいスタンド使いがジャイロたちの前に現れるのか?
本当のラストバトルはもう目前まで来ている様です