皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

先日、子どもがお世話になっていた園の

同窓会がありました。

久しぶりに会う子どもたち!

とても大きくなっていました✨

 

出欠をとった段階では

多くの方が出席の連絡。

『楽しみにしています』なんてコメントを

添えて下さる方もいました。

 

さて当日・・

会場に行ってみると

入り口でしゃがみ込む男の子と

腕をつかむお母さんの姿が。

どうしたのかと尋ねると

“行くまでは本人も意気揚々と楽しみに

していたが、会場に来て中を見て

急に行かない、帰ると言い出した”とのこと。

 

そこからはお母さんが何を言ってもだめ

お友達のお母さんが言ってもダメ

かといって、帰ろうともしない・・・。

 

そこでお母さんと相談して

しばらく様子を見守ろう・・ということになりました。

ふと、この『見守る』ってどういう状態かな

と考えたのです。

そして真っ先に頭に浮かんだのが

この言葉。

育児や対応に迷ったときに思い出しています。

 

乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな

 

まさに今回集まったのは乳児を卒業した

少年・少女になった子どもたち。

親は掴んでいた腕を離し

他の子の傍に座る我が子を見る。

まさに目を離さず見ている。

すると

他の子が話しかけて

2,3会話をしたら

すんなりと仲間に入って

遊んでいました。

言葉の通りにしたら

子どもが一歩成長できたのです。

また一つ子どもの成長する瞬間を

見ることが出来ました。

 

しっかり目を離さなかったので

何かあったとしても

駆けつけることもできました。

(また泣き始めたとか

喉が渇いている様子だとか・・)

きっと子どもも心の中では

“お母さんが見ていてくれる”

という安心感もあり

一人で座っていることが出来たのでしょう。

 

つい、ずっとそばにいて耳元で

『お友達と遊んできなさい』

なんて言ってしまいたくなるけど

手を離した状態でいたからこそ

子どもは自分から行動できたし

周りの子が話しかけてくれた。

その結果良い結果が生まれたのだと

思います。

 

これからの子育てでも

この言葉を忘れず

目を離さずにいたいと思います。