皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

最近、子どもたちの

非認知能力について調べていると、

よく見かける言葉があります。

それが“メタ認知”です。

 

皆様は耳にされたこと

ありますか?

もちろん、子どもへの教育に関して

だけ使用される言葉ではありません。

 

小学校の高学年から特に

成長すると言われるこのメタ認知。

 

メタ=高次の(高い次元の)

という意味があります。

併せると高い次元で認知していること

認知できること。

何を?というと

自分が認知しているな・・

ということを認知する。

 

例えて言うならば

幽体離脱したもう一人の自分が

自分を見て『あ、私ちゃんと認知しているな』

と認知する・・

と言ったらイメージつきますか?

自分の気持ち

相手の気持ち

それを取り巻く相手の状況

について意識を働かせることができる。

これがメタ認知です。

 

これができると

自分がどうすればいいのか

相手とうまく折り合いをつけるには

着地点はどこか

自分の感情だけの判断で

決めることなく

判断することができるのです。

 

ではどうやってその力を高めるか

というと方法を二つご紹介します。

①自分をセルフモニタリングすること

まず自分がどんなことがあると

どういう気持ちになって

どんな行動をとるか

自分をモニタリングするのです。

そうすると、自分の行動や気持ちの

癖が分かってきて

先が読みやすくなります。

結果を書き出して見える化することも

お勧めですし

振り返りしやすいですよ。

 

②マインドフルネス

自分のありのままを受け止める

これがどのようにメタ認知に繋がるか

というと

まず自分の心に湧き上がった思いを

自分が全て受け止めることで

“いや、そんなこと私が思うわけない”

“そんなこと思ったら馬鹿にされるよ”

という思考の邪魔を無くすのです。

そうすると

自分の中の気持ちに素直に向き合えて

次の行動が見えてくるだけでなく

自分の正直な気持ちに沿った

解決策やするべきこと

が見えてくるのです。

 

ありのままを受け止める。

なかなか難しいです。

でも、少しずつ

“こんなこと考えたけどこれも私”

と自分を受け止めましょう。

 

そうすることで

相手の事にも寛容になれるのです。

“相手だって、そう思う時もあるよね”

“こんなひどい言い方されたけど

もしかしたら何かほかに嫌な事が

あったのかもしれない。私もそういう時ある”

とか

“こういう考え方の人もいる”

という認める範囲も広がり

メタ認知できる範囲も広がるのです。

 

これを

子どもたちにも身に付けてあげたいですね。

ついつい

自分本位になりがちな

子どもの視点を広くさせるのは

大人の声掛けが大切です。

 

○○はどう思う?

などの一言が有効ですよウインク

 

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