皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

前回は好感度のあがる話し方

ということをお伝えしたのですが

今日は

クッション言葉について

お伝えしたいと思います。

 

まず、言いにくいことを伝えるとき。

これは『クッション』で衝撃を和らげる。

クッション言葉を使う

のがお勧めです。

断りたい

注意したい

お願いしたい

そんなときに

自分の希望だけを相手につたえると

言葉は刃となって

相手に攻撃をすることがあります。

これが

自分が思った以上の衝撃や

攻撃力だったりするのでビックリすることも

あるでしょう。

 

そうならないために

どんな方にも

クッション言葉を使うのがお勧めです。

 

申込用紙に名前を書いてもらいたい。

ただそれだけのことでも

世の中には書きたくない人もいる。

命令されるのはムカッとする人もいる。

そんな方がいることを想定して

「おそれいりますが、こちらにご記入いただけますか?」

とお伝えする。

すると、ただ

「ここに書いて」

とお願いするよりもずっと丁寧です。

 

そして最終判断は‘あなた’にあるという

伝え方もポイントです。

最後が【?】で終わっていますよね。

ということは

相手には『いやだ』と言ってもいいけど・・

という逃げ道がちゃんと用意されているのです。

 

言われた方も

『書くには書くけど、この言い方の方が

耳障りが良い』

と思うのがクッション言葉なのです。

クッション自体も、良い生地やふわふわだと

触り心地も良くさらに心休まります。

 

クッション言葉の時にも

その場その場に応じた

クッション言葉を選ぶことによって

相手によりフィットして伝わります。

 

上記のように名前を書いて欲しいだけなのに

『あいにくですが、こちらにご記入いただけますか?』

だと

“なんであいにくなの?”

という気持ちになり

全く心地よいクッションとなりません。

 

選ぶクッションも最適なものを選びましょう。

 

万能なのは‘畏れ入りますが’ですよ。

言葉に何のクッション言葉を付けようか・・

自分がお店で投げかけられた言葉に注意する

のが、自分の言葉にも生かせますのでお勧めですよ。