皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

昨日、態度で相手の気持ちを

読み取る手段が一つ増える

と書いたのですが

もう一つ、相手の気持ちを

読み取る方法がありますね。

 

それは、相手の顔の表情です。

特に、分かりやすいのは

笑っているか

怒っているか。

 

笑っていれば

お互い穏やかに過ごせますし

いいですよね。

 

問題は

明らかに怒った顔をしているとき

相手の

・許せない

・嫌だ

という気持ちが

表情に現れてしまっています。

 

怒る気持ちを抱くことは

悪い事ではないですし

人間なら

誰でもしてしまうこと。

もちろん、私だって・・・。

 

でも気を付けて心に留めて

置かなければいけないことは

相手が

必ずしもあなたを怒らせたくて

そうしたわけではないこともある。

気に入らないこと

怒りたくなること

があったら、顔に出して

“相手に気づかせること”

“改善すること”

を表情見て汲み取れよ!

という意思でいてはいけない

ということです。

 

どうすればいいか、と言えば

きちんと自分の気持ちを

伝えて話し合うことです。

 

そう思ったのは

子どもたちのケンカを見た時。

上の子は下のことの関係で

気に入らないことがあったときに

頬を膨らまし、目をきつくして

明らかに気に入らない

怒っている

という表情をします。

 

それを見た下の子は

怖い顔をしているから

言うことを聞いておこう

という意識になり

思ったことが言えなくなる。

本当は違う思いでいるのに

上の子の思い通りになってしまっている。

 

そんな場面を見た時に

どちらの味方をするわけではないけど

このやり方は違うな。

と思いました。

 

お互いにきちんと

言いたいことを言えないと。

 

上の子の意識のなかに

怖い顔をしたら

言うことを聞くだろう

なんて考えが

間違っても浸透してしまったら

一番つらい思いをするのは

最終的には本人です。

 

顔に出して

気付かれるまで待っている。

思っていることを

言葉で相手に伝えたり

話し合ったりすることが

できない子になってしまう。

 

下の子にも良くありません。

人の顔色ばかり見て

自分の意見が言えない子になっては

困ります。

 

きちんと自分の意見を伝えて

相手と自分が

納得できるような

話し合いができる子にならないと。

 

自分の気持ちを

押し殺して

その場限りで相手が笑顔になったって

お互いにいい事はありません。

 

でも・・

そういう原因を作っていたのは

親である私なのかも。

と思い、反省の日々です。

きっと私が怒った顔をしているのを見て

上の子も

“ああすればいいんだ”

と思ってしまったのだと思うと

申し訳ない気持ちです。

 

気付いた以上は改善していかないと。

 

これからは心と顔に

気を付けたいと思います!