皆様こんにちは。
マナーOJTインストラクター
キッズマナーインストラクター
赤名麻由子です。
会社に勤めている方であれば
その会社のトップである
社長、のことは
直接お話することは無くても
会社の中で一番偉くて
会社にとって重要である人物
という認識は持っていらっしゃる
ことでしょう。
ですが、
一歩会社の外に出てみれば
その社長も
イチ担当である自分も
【〇〇会社の人】
とみなされるわけです。
例え社長が
雲の上の人であっても、です。
勤務の歴が長ければ
そのことは当たり前
社長を社外でどのように
呼べばいいのか。
敬語は誰に何を使うのか
分かりますよね。
ですが先日、
まだ入社から一年たたない方の
お話を聴きました。
その(仮にAさん)はその会社の
社長の考え方、や経営方針
つまりその社長に憧れて
入社しました。
社外の方(B様)との打ち合わせで
Aさんの入社のきっかけや
その社長のお話になったとき
「御社の社長は素晴らしいですよね」
とB様がおっしゃってくださったようです。
Aさんは、嬉しくてつい
「はい、うちの〇〇社長は
いつも~とおっしゃっていて
そういうところを
自分もとても尊敬しているんです」
と言ってしまったといいます。
このように言われたとき
【良い点】
・下の人に尊敬される社長は
素晴らしい。そんな素敵な会社
いいですね!
とB様は思われるでしょう。
風通しが良く、尊敬される社長
素晴らしいと思います。
が、社会人ですから
いくつか改善するとさらに
良い、と思いませんか?
以下にいくつか挙げます。
【改善点】
①褒めていただいたことへの御礼を
先に伝えること。
お世辞かもしれませんが
褒められたらそのことに対する御礼を
伝えましょう。
→「お褒めいただきありがとうございます。
社長の〇〇も大変喜ぶと思います。
今度B様がそのようにおっしゃっていた
と申し伝えます。」
など。
②〇〇社長→社長の〇〇
と敬称や役職の言い方を
内向けのままにしないこと
③誰が何を誰に伝えるかを明確に
敬語で表現すること。
Aさん
Aさんの尊敬する社長
B様
と、名前が登場したとき
とにかくトップをB様にすることを
忘れてはいけません。
おっしゃるの尊敬語を使っていいのは
B様だけですね。
このように
社内の人
社外の人
その関係性に合わせた
敬語を使い
言葉を選べること
それが円滑な
コミュニケーションへの第一歩となりますよ。
特に新人の方は
部長や社長、なんなら先輩のこと
呼び捨てにしていいのか?
とか
尊敬語を使わなくてはいけないでは?
と思うこともあるかもしれません。
まずは関係性をしっかり頭に入れてから
話をするのが迷わないコツですよ。