皆様こんにちは。
マナーOJTインストラクター
キッズマナーインストラクター
赤名麻由子です。
今日、とあるカフェでお茶を飲んでいたら
お隣でパソコンを開いて
お仕事をされている方が
いらっしゃいました。
リモート会議をされたり
時には電話がかかってきたり。
まるで小さなオフィスにいるようです。
今はどこでも仕事ができる時代だし・・
と思っていたところ
お電話中のその方
(静かなカフェでお電話もどうかと
思ったのですが💦)
電話口の向こうの方に
『なるほど、なるほど』
『あ~・・そうですね。なるほど』
と、なるほどを連呼しています。
ご自分が納得されたことを
相手に心底お伝えしたい気持ちの
表れなのだと思いますが・・
これでは逆効果です。
なるほど・・
という言葉の中には
相手が伝えた言葉に対して
こちらが『良い』『悪い』の判断をする
意味も含まれているため
目上の方や
取引先の方には
失礼に当たります。
だからといって
なるほどに『です』をつけて
「なるほどですね」
とおっしゃる方もいらっしゃいますが
一緒です。
むしろ言わない方が良いです。
相手の話に納得した
話の内容が良くわかった
と伝えたいのであれは
「畏まりました」「承知しました」
「そうですね」「分かりました」
「確認致しました」
など
「なるほど」ではない
表現で表すとビジネスでは良いですね。
「なるほどなるほど」
が癖になっている方は
気を付けないと
会話中に何度も
「なるほど」
が出てきてしまいます。
そうすると
相手にとっては耳障りです。
ちゃんと聞いてる?
と思われかねない言葉ですので
気を付けてください。
きちんとした印象を与えたい
相手であれば
なおさら意識して下さいね。
また、
2回同じ言葉を繰り返すのは
強調したい意味もあると思いますが
聞き方によっては少し
子どもっぽい印象も与えます。
お母さんの返事に
「はいはい。」
⇒「ハイは一回!」
なんて注意される場面もよくありますよね。
「分かった、分かった。」
⇒「ほんとに分かってる?」
「なるほど、なるほど」
も同じですね。
ビジネスでは一言でビシっと決めたいもの。
「今の説明で〇〇について良く分かりました」
「とても納得できる説明ですね」
「理解出来ました」
「その件、承りました」
言い方一つで重みも
ぐっと増しますよ。
自分が無意識に言ってしまってないか
今度注意してみてくださいね。