皆様こんにちは。
マナーOJTインストラクター
キッズマナーインストラクター
赤名麻由子です。
子どもには
いつも主体性を持って
行動してもらいたいと思っています。
主体性って・・?
自分の意志や判断で決めたことを
責任を持って行動することです。
その「やりたい」と決めたことに対して
自分が何をするべきかを自分で考え
決めたことに責任を持つこと、ですね。
よく自主性と似ているな・・
と思いますが、
自主性の場合は
やることを自分で決めたことではなくても
まず自分から率先して行う積極的な
行動のこと。
例えば・・・
学校からの宿題。
ゲームもやりたい遊びにも行きたい。
学校からの宿題は
自分で決めた
“やりたいこと”
ではないですね。
でも取り組まなければいけないもの。
でもゲームやお友達の誘い・・
誘惑もある。
そういう状態の子どもが
“先に宿題をしよう!
自分がやらなければいけないことは
学校の宿題だから
まずはそれを終わらせよう”
と、ささっと宿題に取り組むのが自主性。
主体性は
自分が決めた、やりたいことや
目標に向かって
自分でやることを決め行動すること。
上記の宿題・・のように決められた
やらなければいけないこと、ではないんです。
○○がしたいから
これに取り組もう、これをしよう、と取り組むこと。
例えば
野球がうまくなりたいから
朝、学校に行く前と
帰ってから素振りの練習をしよう。
天体について興味があるから
今日は図書館で天体の本を借りよう。
夜はその本を見ながら空を眺めよう。
天気予報に興味があるから
毎日この天気予報と
実際の天気が合っているか
確認してみよう。
というように
自分がこれをしたいから
これをしてみよう。
これに取り組もう。
頑張ってみよう。
が主体性。
そのために
やるべき宿題はさっさと
取り組んで終わらせちゃおう
とするのが自主性です。
私が育てたいのは
自分がやりたいことのために
対策や方法を考えて
自分で考えたことに対して
責任を持って取り組む
主体性です。
もちろん、自主性も・・
なんですが
主体性がしっかり育てば
自主性も育つと思っています。
だって、やりたいことがあるなら
やるべきことを片付けなきゃ
気持ちよく取り組めないな・・
と気づいてくれると思うから。
それに
やりたいことがある!
取り組みたいことがある!
興味がある!
それが見つかることが
子どもにとって幸せだと思いますし
そのために
こうしよう
ああしよう
考える過程も楽しいだろうと思います。
そして
自分が決めたことに
責任を持って取り組む姿勢を
習得することはこの先の
人生にきっと役に立つと思うから。
どうしてそんなことを
思ったかというと
最近子どもが楽器に興味を持ち
学校の管弦楽の活動に参加
するようになったからです。
そして、毎朝朝練があり
今のところ無遅刻無欠席で
参加しています。
本当に寝坊助さんで
それまでは一度起こしても
簡単には起きなかったのに・・
自分で
“入りたい、管弦楽をやってみたい”
と言い出し
朝練に参加すると決め
そのため毎朝早起きし
練習に参加する・・。
そして始めたばかりですが
ドレミがちゃんと出た
とか
この曲が途中までできた
とか
成果が出ているようで
それがまた励みになっているようです。
そのように取り組めること
やりたいと思える事が
見つかって良かったな!
子どもの成長にまた一つ
繋がっているな!
と思っています。
後は持続することを
見守りたいと思います。
今はきっとまだ気が張っている
と思うのですが・・
夏休みなど要注意ですね。
そこも主体性をもって
休みの時にもしっかり練習が
出来るかどうか・・・
見守りたいと思います。