皆様こんにちは。

マナーOJTインストラクター

キッズマナーインストラクター

赤名麻由子です。

 

私が開講する

キッズマナーインストラクター養成講座で

必ずお伝えすることがあります。

 

それは、子どもの

自立と自律について

 

どちらも

「じりつ」

だし、字も似ているけど

どう違うと思いますか?

 

自立

他の力をかりることなく、

また他に従属することなしに存続すること。

自律

自分で自分の行ないを規制すること。

外部からの力にしばられないで、

自分の立てた規範に従って行動すること。

(精選版日本国語大辞典より)

 

このような違いがあるのです。

 

もちろん、両方身に付けて欲しい。

だけど、得るには順番があって

まずは自立できないと自律出来ないのです。

 

自分のことを

自分で出来るようになって初めて

他の人の行動に注意を向ける

ことが出来るようになります。

 

自分のことが出来るようになると

ふと

自分の行動が周りの人にとってどうかな?

周りのお友達は出来ているかな。

次はどうしたらいいかな?

という視点が出来てきます。

 

例えば

自分でお洋服をたためる

ようになったら・・

「僕はお着替え終わったから

あっちのブロックで遊ぼう!

あ、でも〇〇くんがまだ終わっていない。

お手伝いしてあげようかな。」

 

という意識になります。

自分でお着替えが出来ない状態では

この考えにはなりません。

自分が着替えることで精一杯ですし

「先生~、出来ない~涙」

となっている状態でお友達を

手伝おうとは思えないのですよね。

 

自分のことが出来るようになって

他の人に意識が向くようになったら

自律の始まり。

=協調性を育てるタイミングです。

 

順番を譲ったり

譲られて御礼を言える。

 

貸したり貸してもらったり。

「どうぞ」「ありがとう」

が言える。

 

そういうやり取りは

まず自分のことが出来る

自立が出来ることが大前提

だということが

お分かりいただけたでしょうか。

 

もちろん、小さな子どもだけでなく

大人だってそうです。

自分のことは自分で出来ているかな。

自分は自立出来ているだろうか。

自律出来ているかな・・。

自立することは

協調性を育てます

協調性が育てば社会性が育ちます

 

キッズマナーは

子どもたちが社会で活躍するための

第一歩!

ぜひたくさんの子どもたちに

伝えていきたいと思いますドキドキ