皆様こんにちは。
マナーOJTインストラクター
キッズマナーインストラクター
赤名麻由子です。
皆様は座るとき
どのような姿勢を取りますか?
実は先日バレエをしている子ども
の見学会がありました。
その時、子どもたちが
先生から注意をされていました。
『姿勢が悪い』『肩が狭くなっている』
『腰が曲がっている』
先生がおっしゃるに
原因は家での過ごし方です。
バレエの時は気を付けて背筋を
伸ばしたりしているようですが
やはり気を抜いた時
無意識の時に普段の過ごし方が
出てしまうのですね。
その時に先生がおっしゃったのが
『腰を立てる、立腰(りつよう)を
意識してください。』
とおっしゃったこと。
その言葉を子どもに説明すべく
調べました。
この立腰、バレエ・・とういう分野だけでなく
子どもの教育にとっても
とても大切なことでした。
提唱されたのは
哲学者・教育学者の森信三先生
(1896~1992)です。
腰の骨を立てて学習・生活することにより
自己の主体性の確立をはじめとした
人間形成を実現する
気分目手実践的な生活手法です。
・やる気が起こる
・集中力が増す
・持続力が増す
・身のこなしや振舞が美しくなる・・・
などなど素晴らしい効果が得られます。
確かに
形ってとても大切です。
腰を立てるだけで気持ちも
一本通るような・・。
子どもたちを見ていても
分からない問題を解いている
う~ん・・という気分で取り組む
時には顎が机についていたり
猫背になっていたり。
書道やお友達にお手紙を書くなど
気持ちが集中するときには
背筋が伸びています。
これを
意識的に正しい姿勢で取り組むことで
体から心に暗示をかけることが出来ます。
『集中するところだよ』
と頭にも覚えさせるのです。
いきなり長時間は難しいでしょう。
ですので少しずつ
声をかけながら取り組む。
そして立腰ができていたら
『いいね~、その姿勢素敵だよ~』
と声をかけてあげる。
こうして少しずつ
体にしみこませます。
出来れば9歳、9つまでに。
日頃の姿勢が身についてしまった大人
はより意識して。
まずは形から!大事ですね