第一志望校に合格したご家族で、弟妹も、同じ学校に入れたいと思われる方は多くいる。

お子様が現に通われており、側からみれば、
学校のことをよくご存知で、先生方とも見知合でと羨ましい限りだが、難関校は、
兄弟姉妹であるから有利になるということは、
一切ないと、例年私の教室にいらっしゃる方を
見ると感じる。

例えば、
・兄が早稲田で、弟も受験したけど、不合格、慶応幼稚舎に合格。
・姉が白百合で、妹も受験したけど、不合格で、雙葉に合格。
・兄が成蹊で、妹も受験したけど、不合格で早稲田に合格。

そのような方々を見てきた。

もちろん、姉妹兄弟で、同じ学校に行かれている方もいらっしゃるが、
兄弟姉妹が合否に有利に働くとは、関係ないことが明らかだと思う。

色々な都市伝説があるが、
試験は至って平等に行われており、
兄弟姉妹であっても、性格も個性も違う。

そのお子様に一番合った学校、
また、学校の考査の特色を理解し、お子様の得意が活かせる学校選びをすることが必要だ。