今回のアナログ盤はMR.PARTRIDGEの「TAKE AWAY」

TAKE AWAY とはお持ち帰り、テイクアウトのイギリスでの言い方。
はい。調べました。

この中から選んだ1曲をYouTubeにアップした。



B面の4曲目「WORK AWAY TOKYO DAY」である。
しかしながら、最後に5曲目の出だしが入ってしまった。
カットしようしようと思っていたのに、思っていたのにいいい

さて、曲名の意味するところは「めっちゃ働く、東京デイ」的な感じでいいだろうか。
英語は得意でないのでよく分からない。かといってロシア語が得意というわけでもない。

「WORK AWAY TOKYO DAY」の始まりは尺八で、君が代的なメロディだ。それが息継ぎなしで続く。
彼は能を観たのではあるまいか。
息継ぎをしないところは、能の「絶対にかかとは床から上げへんで。絶対にだ」という摺り足を想起させる。

もう息継ぎした方がええんちゃうの?無理はせんとってなと思い始めたころ、
曲は突然せわしない調子に変わる。

工事現場のような音がする。このLPが出たのが1980年。バブル期だ。
当時日本は世界から「エコノミックアニマル」と揶揄されていたそうだ。
彼はそんな時代の東京で感じたものを「めっちゃ働く、東京デイ」として曲にしたのだろう。