毎週水曜日は

実の母が我が家にやってくる


当日の朝になると

母から電話が入り

「今日、行くからね」というのが、恒例の会話


でも、昨日の朝は、なかなか電話がこない

「あれ?」と思い

こちらから電話してみると

「あーーーー」と低い声

「どうしたの?」と聞くと

どうも、前夜から、お腹の調子が悪いらしい

何度もトイレに籠もり

「こんなに出ちゃっていいの?あせる」っていうくらい

○○○が止まらなかったらしい


でも、お腹の痛みはないので

「いつもどおり行くよ」と母



数時間後、母がやってきた

けど、あまり元気がない

気がつくと、ため息

そしてまた、ため息の連続


それでも、孫の顔を見ると

元気が出るのか

抱っこしたり、おもちゃで遊んでやったり


何でも

こんな母の体調を、一番気にしているのが父だそうで

昨晩は、大変だったとか


母がトイレに行けば

父も「大丈夫か」と後を追い


トイレから出れば

ドアの前で父が

「大丈夫か」と心配顔


「お願いだから、付いてこないで」と

一喝したそうだが

父の心配性は、収まらなかったとか




そして

お昼を食べて

少しばかり元気になった母と談笑しているところへ

プルルルルと、携帯音


母が携帯を取ると

仕事中の父から

また、「大丈夫か」との電話


切った後

「何なの、あの人は。人を重病人扱いしてむかっ」と

半ば、呆れ顔




私が結婚して丸4年

父と母が2人だけの生活になった歳月でもある

自他共に認める、おしゃべり娘が家を出れば

老夫婦に会話があるのかしら?

うまくやっていけるのかしら?


なんて、心配したこともあったけど

我が両親は、とても仲むつまじい夫婦でありました


父の心配性は、相手を思うが故のこと

いつまでも、健康で、長生きしてほしいと

心から、願っています