不思議好き

不思議好き

きっぱり言い切ろう。不思議は常に美しい、どのような不思議も美しい、それどころか不思議のほかに美しいものはない アンドレ・ブルトン

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あけましておめでとうございます。
12月は長編3作に浸っていました。来年も新しい出会いを大事に、小説を貪り続けたいと思います。

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1067ページ
ナイス数:8ナイス

白の闇 新装版白の闇 新装版感想
小説の楽しさを知らない人に、何を読んだらよいか聞かれたらこの本を。というくらいあらゆる楽しさがある。
臭い、音、空気、緊張感、安堵感、恐怖、愛。
そして何よりも本を開いたら、本の世界から出て来れなくなりそうな吸引力。
見えることの考察も是非翻訳お願いします。

読了日:12月27日 著者:ジョゼ・サラマーゴ
ひとりの体で 下ひとりの体で 下感想
腐女子って単語があって、全く意味が分からなかったのだけれどこの小説を読んで自分はそれにあたることが分かった。足穂の少年愛の美学から始まり私の腐女子歴は始まったばかり。但し、小説に限る。
読了日:12月20日 著者:ジョンアーヴィング
ひとりの体で 上ひとりの体で 上感想
舞台を観ていても、舞台ではなく観客をみていたり
本を読みながら他の本を考えたり、そういう視線のずれを持つ主人公にグイグイ引き寄せられる。さあ盛り上がってきたところで下巻へ。
読了日:12月12日 著者:ジョンアーヴィング

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2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:866ページ
ナイス数:10ナイス

ペルシャの鏡 (プラネタリー・クラシクス)ペルシャの鏡 (プラネタリー・クラシクス)感想
帯にあったルーマニアのボルヘスというのは納得いかないけどこういう小説は子供の頃夢中で読んだ本を思い出す。そしてこれを読んで千夜一夜物語を読もうと決意。さあ、何版に手を付けるかな。
読了日:11月29日 著者:トーマスパヴェル
ガラスの街ガラスの街感想
小説家と小説、小説と小説に登場する人物、小説と世界、の関係。ポール オースターってこういう小説を書く人だったのか。大好物だー 夢「言語のない物、物の無い言語の世界」
読了日:11月25日 著者:ポール・オースター
競売ナンバー49の叫び (Thomas Pynchon Complete Collection)競売ナンバー49の叫び (Thomas Pynchon Complete Collection)感想
そろそろピンチョンを読もうかなと本屋に立ち寄り冒頭部分を読む。「ある夏の午後、タッパーウェアパーティーから帰ってきたミセス•エディパ•パーマは…」
おぉ!やっぱりピンチョン面白い! 彼は最高のエンターテイナーだ。
読了日:11月20日 著者:トマスピンチョン
ちっちゃな回想録 (ポルトガル文学叢書)ちっちゃな回想録 (ポルトガル文学叢書)感想
公園に行くあの細道好きだったな。
とポルトガルの文学を読んでるのに自分の思い出が出てくる。

記憶していること、していないこと。見えているもの見えていないもの。サラマーゴのテーマなんだろうな。
読了日:11月5日 著者:ジョゼサラマーゴ

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2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:500ページ
ナイス数:11ナイス

盆栽/木々の私生活 (EXLIBRIS)盆栽/木々の私生活 (EXLIBRIS)感想
フリオとエミリア。最後にエミリアは死に、フリオは死なない。その他のことは文学だ。と始まる。

そんな風に感想も仕上げてみる。フリオと関係をもった女性達、その他の事は文学だ。

とっても面白かった、これぞ南米!
読了日:10月26日 著者:アレハンドロサンブラ
他人の顔 (新潮文庫)他人の顔 (新潮文庫)感想
箱男>他人の顔>砂の女>燃えつきた地図>無関係な死・時の壁>壁>方舟さくら丸
読了日:10月22日 著者:安部公房

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