
彰化に住んでるのに毎日のように美味しいもの探しのために台中にいる彼

そんな彼が1ヶ月以上前に予約を入れて食べに行くのを楽しみにしていたお寿司屋さんになぜか私も付いて行く事になりまして・・・男性5人と私の6人。
もちろんみんな日本語は話せません。まぁみんな顔なじみだしなんとかなるかぁ

6時に第二市場(現地集合)と連絡をもらったけど、第二市場内にそんなお店あったっけ??
バスの関係上、少し早めに到着した私。
第二市場(中正路×三民路)
市場内をぐるっと回ってるとありました

「丸一鮮魚行&楊媽媽立食」



第二市場の中にあるお店です。午前中はお刺身を専門に扱うお店で、お昼頃から予約のお客さんのみ食事を提供しているそうです。
もちろん、市場にあるためネタは新鮮。そして日本から直送のネタが売りのお店。
店の前の細い通路にテーブルを出してそこでいただきます。

6時ちょっと前に全員集合
この方がお店の名前にもなってる「楊媽媽」食事の準備ができるまで楊媽媽とのおしゃべり

「ここは誰が予約してくれたの?」「なんで知ったの?」「どっから来たの?」から始まりこのお店の歴史などなど・・・
第二市場は元々日本統治時代以前からあったらしく90年くらいの歴史ある市場らしいです。
日本統治時代に日本人からお刺身を提供して欲しいと言われ、日本の築地をまねて市場内で食べれるお店としてオープンしたなどなど・・・
おしゃべりが終わってつきだし3種とうまきが出てきました。


今日の魚は全部北海道から取り寄せたものだそうです。味付けも全部日本の味。なつかしい味デス。
次に生牡蠣がでてきました。
大根おろしとすだちの味がいい感じデス。
お刺身(いか・はまち・マグロ2種・たい・サーモン・ぼたんえび・うに)
わさびで梅と桜の花びらをかたどってます(私のは梅の花でした)
楊媽媽が「脂の少ないいかや鯛などから食べたほうがいいよ。」「わさびはお醤油に溶かずに刺身に少し乗せて醤油をつけて食べるのがいい。」と食べ方を教えてくれます。

友達がぼたんえびの頭を殻入れに捨てようとしたらすかさず饅頭君が「えびの頭にミソが入っていて美味しいから食べたほうが良い」と。「ホント?」とちょっと意外そうな顔つきでした。
「どう?」と聞くとうんうんとうなずいてましたが、「日本人でも生臭くて苦手な人はいるよ~」と言ってあげたかったけど中国語がそこまで堪能じゃないので・・・
続いてお寿司3種(かに・ほたてのあぶり・あなご)

「まるこ。これはお醤油につけて食べるのか?」と聞かれ
「そうだね。」と答えたら奥から楊媽媽が「そのままで食べて~」と

これも御醤油をつけずそのままいただきます。少し酸味があったので上からレモンをしぼっているのかも。

肉厚のほたて~
あなごは甘く煮てあるのでこちらも何もつけずにいただきます。

続いてホタルイカの沖漬けとあわびのお刺身


あわびの横にある大根のお漬物(ゆず風味)
京都産のミズナを使ったサラダ。かつおのたたきとぶりのあぶりが入ってます。
えびのサラダ・楊媽媽特製ドレッシング(甘め)
ぶりかま
楊媽媽特製海鮮焼き
お味噌汁(鮭とぶりのあら汁)
最後はレモンシャーベット
どの料理も美味しい&日本の味です。
食べてる間口数が少ない私に「どうした?」と。
「美味しくて幸せだぁ~」

そんなに笑うこと??と思いながらも久々の日本の味に大満足。
あっお酒があればもっとよかったかも

楊媽媽が「台中にもお寿司のお店はたくさんあるけど、ちゃんとした味のお店は少ないからねぇ。」って。
同感です

この味とスペースの関係上か一日一組しか予約ができないので1ヶ月以上待たなければいけないのは仕方ないかも。
もう6月まで全て予約で埋まっていて次回5月1日から7,8月分の予約が開始になるそうです。
料金は一人800元。この値段でこの料理はかなりおススメですよ

最後に楊媽媽と看板を挟んで記念撮影


こちらが食いしん坊の饅頭君。
(彼を見かけたら「まんとう」と声をかけてあげてください

お店の場所
三民路の「金格」というお菓子屋さんの向かいの入り口(花屋さんの横)から入ると分かりやすいと思います。
「丸一鮮魚行&楊媽媽立食」
地址:台中市三民路二段第二市場内33、34、35號
電話:04-2222-2610 04-2222-2611 FAX:04-2325-5683
営業時間:AM8:00~PM6:00
定休日:月曜日
HP:http://tw.myblog.yahoo.com/wan-i
予約状況などはHPをご覧下さい。
