台中・朝馬からマイクロバスで片道45分(94元)平日だったので渋滞に巻き込まれること無く意外と早く着きました。
鹿港で父のお目当ては「肉まん・蚵仔煎」
父は朝から「せっかく台湾に来たんだから台湾小吃を食べまくるぞ
」と意気込んでおりました。さすが私の父。私の食い意地は父親譲り

私と妹は台湾小吃に全く興味ナシ・・・それでも親孝行と言うわけで、鹿港に着いてまずは廟や老街を散策

・・・とっ、その前にセブンイレブンでビール
を買う父と妹。「あの~まだ10時過ぎなんですけど・・・」と言う私の言葉をかき消すかのように、
「時間なんて関係ない。休みの日はのむべし
」と父と妹(休みの日じゃなくても飲んでるんですけどね
)ビール
片手に散策です。台北にある龍山寺の総本山はここ鹿港にあります。
「龍山寺」
台北と比べるとかなり地味で静かです。「文武廟」

鹿港老街の細い路地
「摸乳巷」
普通に人が住んでいるので一歩間違えれば不法侵入?かも。細い路地がいくつもあります。「天后宮」
宮の中には参拝者がたくさんいました。お昼ごろになって小腹が空いた父のお目当て肉まんを買うことに
「阿振肉包」

このお店かなりの人気店で美味しいと評判のお店なんです。
肉包1つ20元 注文をしてるとお店の奥の男性から「Are you Japanese?」と聞かれ「Yes」と答える私
温かい肉まんを美味しい
と言いながら父が食べてると、さっきの男性が外に出てきて、日本語で「日本のどこから来たんですか?」と話しかけられてびっくり。「日本語お上手ですね」と言うと以前日本に住んでいたことがあるそうです。
「請問、您貴姓?」と聞くと、名刺を差し出され「私このお店のオーナーです」と・・・
オーナーの鄭永豐さん
読売ジャイアンツの仕事も少ししてたそうです・・・
名刺とともにいたいだいた日本語のチラシには、この店の唯一の支店東京・世田谷のお店のチラシでした。
ここの肉まんの美味しさにほれ込んだ日本人の小林さんがここで修行をして世田谷にお店を構えたそうです。ふと見るとお店の横にもこんな看板が・・・ビール片手に持って嬉しそうな父が邪魔ですが・・・
手作りなので数に限りがあるそうです。売切れ次第お店が終了となるそうですよ。

帰り際に鄭さんが「これどうぞ」とお土産までいただいてしまいました。
こちらがいただいた「鹹蛋糕」

ほんのり甘いカステラ生地の上に、味付けしたひき肉とタマネギがのってます。
肉包1個買っただけなのに、こんなケーキまでいただいてなんだか申し訳ないような・・・
父曰く「お肉がジューシーで皮も柔らかくとても美味しい肉包」だそうです。
鹹蛋糕はカステラ生地がふわふわでほんのり甘くて美味しかったですよ

私的には上のお肉はなくてもよかったかなぁ(それじゃ、ただの蛋糕になっちゃいますケド)
また鹿港に行った際は立ち寄りたいと思います

「阿振肉包」
住所:彰化縣鹿港鎮中山路71號
TEL:04-777-2754
営業時間:AM9:00~PM:7:00(売切れ次第終了)
HP:www.A-Zen.com.tw

鹿港や台中の至る所で「日本人嗎?」と声をかけられ、なぜ日本人って分かるのか不思議に思っていたら、妹が父を指差し「こんなカメラぶら下げてる人と一緒だったら日本人だってすぐばれるよ」と。
確かに・・・


