「いつまで休んだら気が済むの?」


自分に聞いてみたくなって

問いかけてみたけど

答えは出ない。


いつもはどこかのタイミングで

自分の中の動き出したいひとが

「もうそろそろ動いたら?」

と痺れを切らして、

何かを始めようとするけれど、


今回は

その動き出したいひとも無言のまま。



やる気ということばが

まるで自分の辞書から無くなったかのように

楽しいことを考える意欲も

向上心なんてものも

すっかり消えてしまった。



これはもう打つ手がないなと、

落ち込む自分を無理に救い上げようともせず、

無力さや情けなさを感じながら、

何もしない

人生の最長の夏休みの日々を送っておりました。



こんにちは。SORAです。


長い長ーいトンネルの中のように

先の灯りが見えないまま

季節は春から夏を過ぎ

気付いたら秋へ。



世の中が

自由に動ける世界から

制限だらけの世界になって、


動きたいのに動けないというジレンマに

悩まれた方は

たくさんいらっしゃったのではないでしょうか。



半ば強制的に動きを止められてしまうと、

動けない苦しさとともに

自分に対しても

抗えない何かに対しても

怒りが起きてくる。


そしてそこに

自分や未来への失望感も起きてきて

余計に苦しくなっていたのだと思います。



今回の全面ストップとも言える事態。


閉塞感と

明るさや楽しさを見失って

置き所のないモヤモヤが

ただただ募っていって、

下降するだけのループに乗ったかのように

気持ちが落ちていきました。


夏の暑さも手伝ったのでしょうか。



情けないなぁ

動けないなぁ


気力もないまま

最低限のことをこなす日々が続いていました。


食べたいものも無く、

面白いと思えるものも無く、

モノクロな無機質な日々でした。



ただ、今、季節も変わって

やっとやっと少しずつ

空だった器に

エネルギーが入り始めたような気がしています。



そのターニングポイントは、

「今しんどいんです」と

何人かの方にお話させてもらえたこと。



自分ですら

はっきりとはわからない気持ちを

わからないまま

感じるまま

お話させてもらって、


モヤモヤしたものが

モヤモヤした形のままでも

吐き出せたことで、


空いたスペースに

今までとは違った力のようなものが

入ってこれたのではないかと思うのです。



「そっかー。しんどかったんだね。」

「焦らなくていいから。ゆっくりゆっくりあがってきたらいいよ。」



そう言ってくれたカウンセラー仲間の言葉は

涙が出るほど嬉しく、

ギュッと硬くなった心を

一瞬に解放してくれました。




得体の知れない不安や怖さを

ついつい突き詰めようと

頑張ってしまうこともあるけれど、


怖い気持ちをそのままに

わからないことをわからないままで

外に出せれば、


それだけで

気持ちが変わることもあるのだと知りました。



必要なのは

恥ずかしいとか

聞いてもらうのは迷惑とか

そんな思い込みを捨てて

ただただ不安や怖さを出すこと。


そこから

未来は開けるのかもしれないなと思います。



明日から10月ですね。

いよいよ秋本番。

美味しいもの食べたいな♡

そんな気持ちが戻ってきたことだけでも

嬉しく思えています。



読んでくださってありがとうございます。

明日も良き日でありますように♡