8月15日。
終戦記念日。

75年前の今日も
同じように夏の日差しが降り注ぐ
暑い日だったのでしょうか。


こんにちは。
心屋 &終活カウンセラーのSORAです。


戦争の話を
太平洋戦争が始まった時
13歳だった父に聞くと、

学徒動員で働いていた京都駅での話や

祖母の実家広島へ
3歳違いのお兄さんと
ぎゅうぎゅう詰めの列車に揺られ
何度もお米をもらいに行った話を
よくしてくれました。


開戦時5歳だった母は
叔父さんがガダルカナル島で戦死したことや

祖母の実家へ疎開した話

日本海に爆撃を受けた戦艦が沈んでいったのを見たと話をしてくれました。



どの話も
そんなことがあったんだなと
ただ聞くだけしかできなかったけれど、

両親が語る言葉に
父や母の感情が入った時、

モノクロだった絵に
色が加わっていく感覚を覚えたことがありました。


その時代を精一杯生きていた両親。


いや、両親だけでなく
全てのひとが
生きるために
大切なひとを守るために
一生懸命生きておられたのだと思うのです。



戦争というひとつの事象が
ひとりひとりの
人の目を通して
心を通して
物語として語られて初めて

私たちは純粋に
そこに想いを馳せることが
できるのだと感じます。




他者の想いに触れること。

それはお互いに
生きているからこそできること。

亡くなられてからは
どんなことをしても戻らない時間です。




今年は帰省もままならない方が
たくさんいらっしゃると思います。

ただ、遠く離れていても、
話そうと思えば
色んな技術の手を借りて
話せる時代になりました。



お父さんお母さんが
おじいちゃんおばあちゃんが

どんな戦争の体験をして来られたか?


お盆の時期に
そんな話を
家族揃って聞いてみる機会も
作っていただけたら

ご家族のまた違う一面を
知ることができるかも知れませんね。