寝ようと思ったけどまだ睡魔がやってこないのでもうちょっとだけ記事を更新しようと思います。
わたしの仕事は、音楽ホールの職員です。
十数年ぶりの募集、筆記試験、面接を経て、なんとか就職しました。
はっきり言って、待遇はメチャクチャいい。住居手当は半分も出るし、交通費も出るし、ちゃんと昇給するし、ボーナスもそれなりにもらえるっぽい。
でも、人間が良くなかった。
いや、これは語弊がある。人間としてメチャクチャ棘があるわけでもなく。コミュニケーションが取れないわけでもなく。
ただひたすらに、教え方が下手くそだった。
私は、人間がものを覚えるとき、覚えられないのは教える側に能力がないからと信じてやまない人間なので、覚える側に非があると感じている方は、もうここから話が合わない。
なので、ぜひ最近値上がりしたTOHOシネマズでGODZILLAキングオブモンスターズを見て「いやーこれは1900円の価値あるわ」などと言いながら映画館から出てきてほしいと思います。
話が逸れました。
十数年ぶりの採用。つまりそれは、十数年間、新人教育をしてこなかったということで。無理もないと言えばないんですが。そんなことは知ったことではない。私が気持ちよく生きるための環境を整えろこのヤロウ、と思います。
新人教育に何が必要で何が重要なのか。
いろんな人がいろんな考え方を持って説いていると思いますが、私は母から教わったこの言葉に尽きると思います。
「幼稚園児に教えるようにやる」
母からこれを聞いたとき、ハ?と思いました。だって成人済の人間を園児扱いするんですよ。気が狂ってんな。でも、間違ってないなと思いました。わたしはこれに付け加えるとしたら、
「ただし子ども扱いしない」
だと思います。矛盾してます。
新人というのは、幼稚園生です。幼稚園の子に何か教えるとき、どうやっていますか?というか教えたことありますか?わたしはないです。ないので、ちょっとシミュレーションしてみようと思います。
ここに、幼稚園に通っている女の子がいます。できるかどうかは別として、あなたの会社でやっている仕事を今からその子に教えるとしたら、どう教えますか?無謀すぎて想像がつきにくいでしょうが、その子にはなんとしても仕事内容を身につけていただかなければなりません。
メ〜〜チャクチャ詳しく説明する必要がありますよね。しかも幼稚園児です。会社では普通に使っているような用語はわかりません。幼稚園児がわかる言葉に変えて説明する必要があります。そして一回では覚えてくれません。覚えるまで何回も教える必要があります。さらには、仕事を見せるだけでは身につきません。実際に幼稚園児にやらせて、経験として学ばせる必要があると考えます。
新人は、幼稚園児です。言葉を置き換えて読んで頂ければ分かるかと思いますが、人間にものを教えるときは大人も子どもも変わらない手順でいいのです。ただ、大人と子どもの違いは、教えを受けた後に出来ること。大人は子どもと違って、教わったことをメモするということが積極的にできます。ただし、メモをしないと忘れてしまうから、という自己認識のある人に限りますが。
大前提としてと言うか、新人教育ってもうこれだけでオールオッケーだと思います。幼稚園児に教えるようにやるけど、子ども扱いはしない。あくまで成人した人間を相手にするのだから、その人のプライドや心情を汲み取りながら教える。まあ、大人だからそこが難しい部分だと思います。
日本全国の教育係の方がこの大前提を念頭に入れておいてくれたらいいのになあと思いながら、今度こそ眠りたいと思います。
また明日…。