反町は、本作のオファーを引き受けるあたり「骨太な作品だと思いました。(不仲な)娘とやりあったりとか、台本を読んだだけで映像が想像できました」と興味が沸いたとコメント。
また、制作統括の落合将氏は、作品の中心人物たちを“開拓者”と力強い言葉で表現。そして、テーマに“農業”を取り上げたことに関して、「NHKのドラマとして、非常に挑戦的な企画です。農業は今、大変動期を迎えている。(日本の産業の)心臓部である第1次産業を扱おうと思いました」と制作の経緯を語った。
会見ではその農業に関する質問も多く飛んだ。松岡は「スーパーでも(野菜を)値段で判断しなくなった。高いと大変な状況なのかな、安いと(作物が)とれすぎて困っているのかなと考えるようになりました」と野菜に関する意識の変化を口に。谷原も「ロケの帰りなどに道の駅などで野菜を買ったが、味が濃かった。普段食べているものは、売られるまでにいろいろなフィルターを通されていて、味や栄養より見た目に左右されているんだなと実感した」と野菜の流通過程に驚いた様子だった。
最近報道などで取り上げられている食の安全についての話題も。反町は「(食の安全に)興味はある。普段から食生活に気を付けているが、子供にも有機野菜を食べさせたい」と少しプライベートな一面をのぞかせ、作中で扱われる有機野菜の農家に訪れたエピソードを披露。「土が違った。やわらかいんです。食べられるほどの土壌に感動しました」。実際第1話で、反町演じる正登が父親の残した土を食べるシーンがある。
さらに、反町と谷原は、'90年代にお互いモデルとしてファッション誌を飾った仕事仲間であることが明かされた。谷原は「(反町との間柄は)“戦友”といった感じ。お互い生き残って共演できたことがうれしいです」と感慨深げ。「正登と初めて会うシーンが楽しかった。自分は都会から来たチャラい役で、正登は人を信用しない地元民なので、完全無視されるんですよ。このシーンを撮ったとき、この作品への手応えを感じました」とも語り、“戦友”2人の初対面シーンは注目を集めそうONE PIECE DVD。
そんな本作について、松岡は「社会的なテーマがドラマだが、土を触ったことない同世代に見てほしい。『いただきます』を気持ち良く、『ごちそうさま』をありがたく言ってもらえるドラマにしたい」と抱負を語った。一方、谷原は「食の安全などの問題を扱うが、固く考えず楽しんでほしい」とアピールした。
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