こんばんは、麻希です。
『まるで神様〜私と同じ顔の悪魔〜』
全ての稽古が終了しました。
マニンゲンプロジェクトvol.13
『破片』
の終演から2週間後。
マニンゲン的には最短で稽古がスタートして、18回。5人でスタートした稽古が終わりました。
途中本番が入っている役者を待って、とても少ない人数の日があったり、脚本をより良くするために全とっかえしたり、出演者が風邪引いちゃったり。
少ない稽古日数の中で色々なことを経て、終わりました。
色々なことがあるのは、いつものことだったりするものの、5人と言う少なさから、何だかやたらに密度が濃くて燃えたなぁぁぁと言う印象が、今はただ残っています。
改めて、役者を紹介します。
この5人で。5人だけで舞台に立ちます。
主演:絹川麗。マニンゲン史上に最高に熱く、全員を引っ張る力が強く、誰よりも戦い続け、血肉と魂を削って、覚悟を持った女優。人が挑み続ける姿はとても美しく、そして発奮させられます。
小劇場と言う場を誰よりも愛している。強く、繊細なミューズ。
佐竹麻希:だいたい稽古がスッピンの人。この舞台をきっかけに新たな場所に挑戦することを決めました(役者はやるでや!)見苦しいと思われがちなことが、プラスになれば良いと願っている人。
マスクはスッピン隠しの強アイテム。
大里冬子:物語の起爆剤として威力を発揮。チャレンジすることを恐れず、堂々とやりきる姿勢はただただ天晴れ。思いも寄らないところに注目して演じきれるのは、これまた才能。『破片』とのギャップにみんなど肝を抜かれたら良い。
小笠原修人:誰よりも稽古場の雰囲気と役者のコミュニケーションに心を砕ける、優しき男。実直で朴訥な芝居が心をきっと打つはず。私史上最高だけど、これが新境地としてまたまた変化を遂げるに違いない。
マナベペンギン:人心掌握が誰よりも上手い、末恐ろしい最年少。ファンにはたまらないあんまり見れないペンちゃん、なはず。マニンゲンプロジェクトを大好きと言ってくれていたペンギンが広げる、マニンゲン的ペンギンワールドに要注目。
この5人です。
もう一度言います。5人なのです!!(しつこいか)
人数が少ないことでの苦労もあります。
個人的には体力とか体力とか体力とか…(笑)
でもさ、それすらも幸せじゃないか、光栄じゃないか、と思うのです。
正直に言うと。
いつものマニンゲンプロジェクトよりは
まだお席に余裕があったりもするのです。
いつだって、凄いから観て!!
と思うのは、私がマニンゲンで長くやっているからなのだと思うのですけど。
今回は。
この舞台を見られる人はラッキーなんじゃないのかな、と思います。
マニンゲンプロジェクトでやって来て初めて。
客席で観たいと思いました。
今まで、観たくなんかあるもんか、ずっと出ていたいよと思ってましたけど。
今回は、今回だけは。
客席で観てみたいと思うんです。
4人の芝居も、私のやってることですら。
そんな風に芝居が仕上がったことは大変に幸せで、長々と芝居をやって来てなかなかにない感覚だなぁと思うのです。
ほぼ公には発表して来ませんでしたが。
マニンゲンプロジェクトはこの公演と11月の一人芝居公演を終えたら、充電期間に入ります。
もしかしたら、活動休止と言うのかもしれないし、解散、と言うのかもしれません。
その節目の公演にお見せするのに相応しい作品になりました。
座長に引っ張られ、皆が貪欲に作品を突き詰めたように思います。
何が言いたいのか、いつも通り分からなくなって参りましたが。
このブログがまだなかった頃?初めて間もない頃は、お客様が9人なんて日もありました。
その時は少し気まずい思いもあったけど、そんな日に(ワールドカップ日本戦の日であった)来て頂いたことが嬉しかったのを覚えています。
そんな日はもう来ないのかもしれない、と思ったりもしたのですけれど。
今回は、いつもより少し多い空席。
久しぶりに初心に返り、そして、私達にお時間を下さる皆様に。
今までの感謝を込めて。
しっかりお伝えしたいと思うのです。
土日だけしか公演が出来なかったマニンゲンプロジェクトが、下北沢で沢山の公演を行えるようになったのは、ただただ皆様のお陰です。
公演を通じて知り合った多くの方々。
マニンゲンプロジェクトがなければお会いすることのなかった御縁です。
ゆるりと長く続いた御縁に報いるような公演です。
そして。
そんな節目の公演に。
新たなスタートに。
役者それぞれの新境地に。
主演として座長として、誰よりも考えて動いた女優もとい、俳優のために。
7回と言う、あっという間の公演を。
何としてでも成功させようと思うのです。
お客様の数だけがもはや成功ではない。
私は、観に来て下さる皆様が
『あぁ、良かった!観れて良かった!!』
と思って帰り道に思って頂けることが、何よりの成功だと思います。
そんな風にギフトを。
お届けします。
信頼する大好きな役者と、大好きな脚本家と共に。
さぁ!!
マニンゲンプロジェクト史上最高の作品の幕がいよいよ開きます。
何だか熱くなりましたが。
ご期待下さいませよ。
私達がお見せしたいのは、
最高の物語だけではなく。
その中で生きる役者達の生き様と、役者としての覚悟なのです。
私達が役者である証を。
この舞台でお見せ致します。
あなたの、皆様の心を全て包んで揺さぶって。
劇場で過ごす2時間が、いつかの思い出として鮮やかに蘇るように。
アァ…オオブロシキヲヒロゲテイルヨ。
それくらい。それくらいの気持ちで、決意で、御来場下さる皆様をお待ちしております。
ご検討中の皆様も、私を信じて貰えないでしょうか。きっと裏切ってきたことは少ないはずですから!!
好きなものを最大限にオススメするのが好きな私の、多分今までで一番熱苦しいブログでした。
明日からは下北沢に参ります。
こじんまりした座組で、大きく空気を動かして行きますから!!
ご期待下さいませよっっ!!!!
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maningen labo vol.1
『まるで神様〜私と同じ顔の悪魔〜』
作・演出 町田一則
何十億人もの人が、何十年も生きている地球。
そこには完璧な人など、いない・・・という、奇跡。
【期間】
2017/6/21(水)〜6/25(日)
【会場】
下北沢 小劇場 楽園
【料金】
¥3,000(前売・当日共)
【時間】
21日(水) 19:30~
22日(木) 19:30~
23日(金) 15:00~/19:30~
24日(土) 13:30~/17:30
25日(日) 14:00~
【チケットご予約】
【出演】
絹川 麗
大里 冬子
佐竹 麻希
マナベペンギン(teamキーチェーン)
小笠原 修人
【スタッフ】
・照明
阿部 麻純
・制作
町田 弘美
浅川 芳恵
・協力
teamキーチェーン
株式会社 キューブデザイン
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稽古終わりは、さっくりと稽古打ち上げもしましたのよ
観れなかったことが悔しい!!と思わせる舞台は、いよいよ水曜日からです。
ご予約頂いた皆様、どうぞどうぞお楽しみ♥
長々失礼しましたっ。
アデュー♨