●3行でまとめてみる
自分の興味・関心を突き詰め専門家になり、予定調和を崩しつつも王道を忘れない柔軟な企画を、自信を持っていいきるのが大事という内容だった
●心に刺さった内容たち
・正解のないことを、どれだけ正解のように言い切ってしまうかということが、僕の仕事なのである
・少しでも勝てる発想・企画をものにしようと思うのなら、人の目は気にしないことだ
・誰からも愛される人間ではなく、ある種の「毒」や、独特の「個性」を持つことが大切なのだ
・企画をものにすることができる人間とは、「あいつは東大」「こいつは早稲田の理工」という職場の中にあっても、余計な情報に惑わされず、自分なら何なら勝てるかを知っている人間なのだ
・「あの」を作るときは、何がいちばん「ひとこと」でいいやすい言葉なのか考えることがポイントである
・「みんなが予定調和だったら、それを裏切る発想をしよう」と考えるべきなのである
・人生が「旅」だとすれば、どれだけ周りの景色を視界に入れられるか、それを面白がることができるか
・旅から帰ってきて「何が面白かった?」という質問をすると、それぞれがどんな目線で、どんなものを見てきたかがわかるのだ
・街で発見したことや、人から聞いた話を記憶し、蓄積することが、発想・企画術になる
・街へ出たら、いつもとは違う行動をとることも重要である。例えば、書店に行ったら、いつも自分が立ち寄る書棚から5メートル離れた場所にあるものを一冊買うとか
・企画の善し悪しを決定するのは、「種の選び方」「植える場所」「育て方」の3つがポイントである
・自分の「引き出し」をたくさん持つためには、自分の興味とか関心をどれだけ頭の中に蓄積できるかということが大事
・インパクトのある企画を生むためには、予定調和をどれだけ崩していけるか。採用する側が期待している企画像を、どれだけ裏切れるか
・変化球勝負を挑みながらも、決して「王道」を忘れない、それが企画を本物にするポイント
・人を説得する前に自分が納得することが、説得力を増すために必要。自分がプレゼンを受ける側の立場でシュミレーションする
・ライバルとの差別化のはかり方は、「通常はこうやるだろうな」とか「プレゼンを受ける側もこういうふうにプレゼンを受けるだろうな」といくつかのパターンを想定してみる
・プレゼンはこちら側の立場や、何を訴えたいのか、競合する会社があれば、その会社との差別化を明確にすることが大事
・自分にとっての専門分野が何か見極め、勉強するのが大事
・ヒットの理由を自分なりに探る
・フォーマットやツールから何をつくるのか考えるのでなく、まず面白いものを作ることが大事
●思ったこと
意図的に自分のしないことをして世界を広げていこう、自分の興味のあることを突き詰めていこう、企画を考えるときはプレゼン側とプレゼンされる側のシュミレーションをして企画の予定調和を崩していこう、と思った。
自分の興味のあること、意外とパッと言えないのは超問題だよな。動物、お笑い、格闘技、漫画、映画とかかなー。
でも誰にも負けない!なんでも聞いてや!みたいなわけではないからな、もっと剣を尖らせないと。
「あの〇〇の人」と言われたときに入る○○を何にしていくか、何を専門にしていくか考えていかないとな。
勉強に関しての項目が心当たりありすぎて痛かったな。なぜ学習法とかの本が売れるかって「勉強した気」になりたい、その安心感を買いたいからって。めっちゃわかる、なにかにすがりたい。