あるTV番組より | マニラではたらく社長のブログ

あるTV番組より

先日何気にNHKを観ていたら・・・

九州の自動車販売会社に営業職で入社した新入社員の女の子のドキュメンタリーみたいな番組に観いってしまった。

住宅
証券
自動車

いずれもノルマが課せられて、非常に厳しい世界で、今は分からないけど、以前は営業の3Kと呼ばれる職種。(今もそうなのかな?)

そんな中、大卒の新人の女の子が悪戦苦闘し、徐々に成果を出し始め、成長していくといった内容だったと思う。

どんな会社であれ、営業が要らない会社はない。

売るものが、モノであったり、サービスであったり、ノウハウであったりなどの違いはあれども、何かを売って対価を頂くという行為はそれはそれは大変なことなのだ。

金が自動的にはいってくる会社なんてあるはずがないのだから。

製造業で一生懸命モノを開発し、製造する人がいたとしても、その先には、作られたモノの売り先を開拓し、販売ルートを切り開く人がいる。


自動車販売などは、入社したての女の子には相当辛い仕事だと思うけど、逆に一つの壁を乗り越えれば、一気に成長するのでしょうね。

お客に怒られ、上司に怒られ、先輩に怒られ、そんな中で、社会の厳しさや、モノを売ることの難しさ、重要さを身につけていく。

初契約をとった時のシーンはなんか感動してしまった。


営業は人を成長させるよね。

お客が何を言いたいのか、前向きなのか、後ろ向きなのか、相手の思うことを瞬時に判断する、つまりその場の空気を読む術がどんどん鍛えられていく。

NOと言われたから、引っ込んでしまうのではなく、YESと言わせる為の引き出しをどんどん増やしていく。

でも、自分の実績が会社に対しどのように貢献しているのかを明確に出せるのも営業マンだ。自分が車を一台売ることで、いくらの利益を会社にもたらせているのか、すぐに分かるからね。

自分の給料がいくらだから、自分にかかっている経費がいくらだから、何台車を売れば自分が会社にとってプラスになるのか?

それがすぐに分かる仕事だ。

自分の仕事を思い返してみて、「自分がいくら稼いでいるのか?」これがピンと来ない人はNG。

自分の販売活動、もしくはサービスの提供により、いくらの売上と利益が出ているのか?社員一人一人がこの点を明確に出来るようにならないといけない。