日本の企業の仕事感 | マニラではたらく社長のブログ

日本の企業の仕事感

ビッグサイトでの展示会も無事終了。

展示会には単独で出展することが多かったのだけど、今回始めて他の会社とのコラボで出てみた。結果、大手企業さんの仕事の早さと正確さにはビックリさせられました。

短い準備期間にも限らず、一日とかで印刷物を仕上げ、もっとこんなパネルがあったらなぁ、的な一言に関しても翌日にはパネルにして持ってくる。

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ホント驚き・・・
というか、これが日本の企業のスピード感なんだろうなぁ。

あと、それぞれの担当者の「忙しさ」の度合いのレベルが全然違う。

かかってくる電話の本数、仕事に宛がう時間の多さ、正直、ウチの会社とはまるで比べ物になりません。

企業の看板も、抱える案件の大きさも、そしてその緊急度や責任の大きさのレベルが違うから、まぁ、当り前のことなのですが、アポ取っても夜の9時とか、10時とか、平気でそんな時間になったりもするし、夜の1時、2時でもメールが飛んできたり、明け方の5時とか6時にも返信が来たりする。

残業し、休日出勤し、たくさん仕事をすることが美徳とは言わないけれど、同じビジネスマンとして、大きな差を感じました。

売上が低下している、だから一丸となって皆で改善していかねば!などと口では言っていても、6時や7時には帰宅し、休日になるとメールも開かない、返事もロクに来ない、というレベルではいつまでも経ってもマイナー企業のままであり、決してメジャーな企業になどはなれないだろうなと思う。

仕事に対する危機感や責任感が違いすぎるわけだ。

今の厳しい御時世においては、100%の仕事をする人間では不十分だ。期待以上、目標以上となる120%の力を常に発揮できる人材が必要だ。

そして会社としても、そのレベルで仕事を与えられるくらいの仕事量を持っていないといけない。

忙しければいいというわけではないけれど、公務員ではないのだから、利潤を追求していく企業として、今は危機感と責任感を持って取り組んでいける姿勢が大変重要だ。

ウチはメインの拠点はフィリピン。しかし、日本人が運営しているわけだし、東京の法人はまぎれもなく日本の企業なのだから、「日本企業としての仕事感」をしっかり維持しなければ生き残れないだろうね。