不況とフィリピンの製造業 | マニラではたらく社長のブログ

不況とフィリピンの製造業

経済ニュースでは相変わらず、一部上場企業、特に大手メーカーの巨額の赤字や泥沼化するリストラのトピックが連日飛び交っていますね。

パナソニック、ソニー、NEC等々。
パナソニックはフィリピン工場も閉鎖だとか・・・

当社のメインのクライアントさんである、フィリピンに進出している日系メーカーさんも、正直大変な事態に陥っている。

とにかく仕事が全くない。
週休5日にしたいくらいの仕事量というところもざらにある。

数千人規模で人員カットなどの話もざら。人員カットならまだいいけど、撤退という話もどんどん勃発しています。

大手のセットメーカーさんがその現象なので、大手企業に収めている部品メーカーさんなども連鎖反応的にあおりを受ける。

製造業というのは、当然前倒し生産、つまり先の需要を見越して生産していくから、今回の不況のあおりで以前生産した製品の在庫がダブついていて、新規生産などは不要!ってことになってしまうらしい。

恐ろしい位の厳しい現象になりつつあります。


この事態をどう乗り切るのか?

どの企業もまさに試練の時。


そして、そういった企業さんに対して販売活動をしている当社もそれは全く同じ。

体制を斬新に変革し、事業方針の変革、販売アイテムやビジネスモデルまでも変革し、会社としてきちんと収益が成り立つように抜本的な仕組み作りを展開せねばなりません。

ただ、当社の場合は、製造屋さんではなく、販売屋。

工夫を凝らしていけば、いくらでもビジネスチャンスは残っているので、確実にモノにしていけるよう頑張っていかねば・・・