IT投資はどうなる?2009年 | マニラではたらく社長のブログ

IT投資はどうなる?2009年

皆さま、明けましておめでとうございます。
本年も「マニラではたらく社長」をどうぞ宜しくお願い致しますニコニコ

昨年の10月以降、企業の設備投資がピタリと止まった。

特に当社の得意先はメーカーさんが多く、
日本、アメリカからの発注が大幅に減速
してきたわけなので、当然と言えば当然。

設備を増強する必要はなく、逆に処分したい会社も多いはず。

となると、IT関連の設備も当然投資が冷え込みますね。

とは言っても・・・

社内の情報化が浸透している現代社会においては、
全く投資がなくなるということはない。

買い替え需要もあるし、さらに言えば、
より効率化を図るための投資は促進されるはず。

ただ、一時期の何でもかんでもコンピューター、
何でもかんでもインターネットという概念は、
鎮静化されてきて、落ち着いてきたのは間違いない。

特に日本のネット産業というか、新興株として、
一時期株価も舞い上がっていた、ライブドア、
楽天、ミクシィ、等々の話題は枯れつつあるかなと思う。

逆に言えば、その時期はネットバブルが激しすぎて、
ITという言葉に対して、全ての人が焦り過ぎていた
感じがありますよね。

それはインターネットを中心として、
ハードウェア産業も、ソフトウェア産業も、
ひたすら先行投資をして、アップグレードを繰り返し、
必要以上のスピード感を煽っていたように思う。

そういった流れが一段落ついた今、
ITの必要性というものを、今一度、
企業も見直すいい時期なのではないかと思う。

必要な機器を必要な分だけ、そして用途に応じて、
必要なスペックで正しく投資する。

目的意識もしっかり持って投資する。

同じ営業をするにしても、
そういった話を顧客と出来るレベルの
営業マインドを持って今後やっていかねば、
自分の会社も生き残っていけないだろうな。

企業(お客様)の業務の効率化、
コスト削減、固定費削減を実現できるような、
IT投資をきちんと提案できるようにすることが
一つの大きなミッションだと自負している。