「不況にもマケズ」 | マニラではたらく社長のブログ

「不況にもマケズ」

「不況に負けない!」
今の時代、この言葉には惹かれますね。

Yahooのニュースでズバン!とでていた、

不況に負けないオリエンタルランド 
東京ディズニーリゾート 強さの秘密

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000000-sh_mon-bus_all

すごく興味深かったです。

景気減速で海外旅行者数が落ち込んだり、外食産業が不振のなか、今年25周年を迎えた東京ディズニーリゾートは断トツの集客力を維持している。08年度上半期(4月1日~9月30日)の2つのテーマパークの合計入園者数は、過去最高の1304万8000人(同7.2%増)を記録。同リゾートを運営するオリエンタルランドが先月に発表した08年9月中間期の連結決算によると、売上高は前年同期比11%増の1810億円に、純利益は同5%増の88億円とそれぞれ増加した。


マニラではたらく社長のブログ


凄いですよねぇ。

TDLは日本のレジャー施設としては独り勝ち。

確かに毎年のように新しいアトラクションを入れたり、
施設を増設したりして、積極経営を実践しているよね。

そういった新しさ、新鮮さがリピーターをドンドン呼び込んでいるのかな。

そして記事の中にもあったこの内容。
ダウン
同社の成長の根幹となっているのは人材育成、つまり従業員による高品質なサービスの提供にあるといえるだろう。訪れた客を接客でも感動させるために東京ディズニーリゾートでは従業員のモチベーションを高めるための工夫を欠かさない。同リゾートではキャストの9割以上がアルバイトだといわれているが、職位や権限を経験に応じて与え、やりがいを持ってもらうために責任の範囲を広げている。

テーマパークとして、
企業として、
「人」に重きを置いて、
サービスレベルを向上させ、
それが業績アップを牽引している。

全然サイズも、企業レベルも違うけど、
曲がりなりにも一経営者としては、
是非見習いたいものである。

今年の秋に、我が家の子供達を
初めてTDLに連れて行ったのだけど、
フィリピン育ちのわが子たちは、
日本という国を見たことは本当に
大きな刺激になったようだ。

綺麗な道路
綺麗なトイレ
整備された街並み

当り前だけど、フィリピンとは全然違う。

でも、子供達が今でもしきりに言っているのは、

「日本の人達はキビキビしている」

ということ。

人の質の差を幼いながらも
強く感じたようだ。

そして、それはTDLのスタッフの人達を
指して言っている。

人の誘導とか、アナウンスとか、
ホテルの従業員とか、
東京ディズニーリゾートで見た、
全ての人達が「キビキビ」動いていたのが、
相当印象強かったようだ。

子供の眼というのは正直なもので、
そういった部分を直感的に感じるのでしょうね。


「企業は人なり」

というのは何度も口にしているけど、
本当にその通りなんだな。

そこで働く人達全てがその企業の象徴になる。

それは規模が小さな会社であっても、
どんな業種、どんな職種であっても、
同じこと。

フロントに立つ社員がお客にとっては、
その企業イメージを作る。
営業スタッフがミスをしたり、
不評を仰いだ時は、
その人個人ではなく、
会社そのもののイメージを
問われる結果になる。

だからこそ、会社としてはそのつもりで、
しっかりと社員教育もしないといけないのだろう。

小さな会社だとどうしてもその辺が
おろそかになりがちだけど、
やはりキチッとやっていかないとね。

そして、結果的にはそれらの積み重ねが、

「不況に負けない」

そんな会社を作り上げるはずだビックリマーク