正直ベースで前向きに | マニラではたらく社長のブログ

正直ベースで前向きに

日本で、大手のエンジニアリング会社を訪問。

日本では3本の指に入る、
最大手の会社だと思うけど、
フィリピン人のIT技術者の受入を
お願いすべく、正面切って、
打ち合わせをお願いした。

社員数千人、資本金も数百億の会社に
社員10数名、資本金千万円の当社のような
ちっぽけな会社がなかなか直接の口座を
開けるものではないと思うけど、
ウチの会社にはウチの会社しかできない
「ウリ」がある。

フィリピンに拠点を持ち、フィリピンのノウハウを
ビジネスの上で、前面に出せること。

これがいわゆる「ウリ」。

こういう時に常々、心掛けることは、
商談する相手のお客様がどんな企業であれ、
臆することなく、正直に話をすること。

何でもかんでも、“YES”では絶対にダメだし、
会社の規模も、長所も短所も正直ベースで
きちんと話をすること。

そして、自分の希望や、考えているビジネスモデルも、
ダメ元であっても、とりあえずちゃんと伝えること。

売込みに行っているわけだから当り前なのだけれど、
なかなかそれが難しいのです。

でも、ちゃんと話を聞いて頂き、

「よし、では、まずは○○から進めてみようかね」

という言葉をかけて頂ければとりあえず、
そこから一歩スタートできることになる。

本当に有り難いことですね。

営業というのは、常に正直ベースで、
前向きに話をすることが大事だと思う。

最初のうちは、ついつい、
「何でもやりまっせ」
モードになってしまうものだけど、
会社の力がまだまだ未熟なので、
必ず後になってボロが出てしまう。

なので、最初からできる範囲で
正直に話をした方が賢明だ。

難しいことを「難しい」ときちんと言える方が
相手にも安心感を持ってもらえるケースもあるし。


それにしても・・・

日本というマーケットはやっぱり魅力だ。

もう少し、ドッシリと土台を構えて、
日本でジックリと営業活動を展開してみたいものだ。

きっと、様々なビジネスチャンスを掴むことができると思う。