意外と便利な補助金制度 | マニラではたらく社長のブログ

意外と便利な補助金制度

日本政府の外郭団体が何かと物議をかもしだしているが、海外企業に関連する制度も実は結構たくさんあって、上手く活用すれば便利な制度も多数ある。

当社の場合は、結構そういった制度は目ざとく見つけて頻繁に活用している。

OVTA
http://www.ovta.or.jp/

国際業務や人材育成を行う事業者への研修費用を補助してくれたり、専門家派遣の費用の一部を負担してくれるもの。


JODC
http://www.jodc.or.jp/

海外企業への技術指導において、日本人専門家の給与や住居費、旅費などを費用負担してくれる制度。


AOTS
http://www.aots.or.jp/index2.html

外国人の日本国内での研修費用を負担してくれる制度。


他にも幾多の制度があるが、政府が企業支援のために、国際交流のために折角制度を設けてくれているのだから、申請対象となる企業であるなら、どんどん使っていくべきだと思う。

当社の場合は、何年か前からJODCという専門家派遣制度を利用させてもらっている。ITという技術の移り変わりが早い業種なので、特殊な技能を持つ日本人エンジニアについては、この制度を利用することで、多大なコストのかかる日本人に関連する費用をカバーできるので、大変有難い制度だ。

税金にお世話になることで、当然申請や報告書などのドキュメンテーションはたくさんあるが、補助してくれる額も大きい。補助金という形で、いいかえれば返済不要なお金が国から出てくるので、こんなに有難いことはない。

OVTAやAOTSなども、会社の業務と照らし合わせてみると、マッチする部分もたくさんあるから、是非もっと積極的に使っていきたいものだ。

でも、こういった外郭団体の事業内容は意外と知られていないというか、活用している企業が少ないんですよね。

使える制度はどんどん使い、もっともっと国際交流や技術指導を活発に行うことが出来れば、きっとハンドリングできる事業の幅もどんどん広がってくるはずだ・・・