「技術でお客様に評価してもらう」

「自分の技術でお客様に評価してもらう」

東京でお会いしたある技術の方から聞いた言葉だ。

技術者としてこういった発言が出来ることは、
大変素晴らしいことですね。

ことITの業界においては、
こういっては失礼だが、古いタイプの技術者は、
自分が身につけたある特定の技術に固執し、
それで自己満足に浸っているケースが多い。
熱心に新技術を勉強する姿勢も薄い。

が、

本当に技術力のある人は、常に勉強家であり、
また自分の技術に対して制限を設けずに、
貪欲に新しい技術を吸収しようとする。

人の技術をどんどん自分のものとして盗んでいく。

または自分で体得した技術は、きちんと周りの人間に
伝えることができる。指導もできる。

技術者として、自分の技術を持ってお客に評価させる、
と、自信を持って言えることは凄いことだ。

ある特定の技術を単純に誇示するのではなく、それを持って、
お客様のためにもなり、指導により周りの社員のためにもなる、
という広い意味を含めて、第三者に評価してもらえる技術力。

やはり本当に技術者はそこまでのレベルなのだ・・・

どんな業界で、どんなビジネスをやるにしても、
「営業」、「管理」、「各種事務」、そして「技術」
という形で、社内での役割分担がある。
すべてが大事な役割であり、どれが欠けても会社は回らないし、
優先順位などもない。

でもやはりITの業界では「技術力」というものは、
大変大事な要素であり、会社としての力量も、
技術力で評価されることが多い。

会社としても、
「技術力で評価してください」
などと大きな声で言えるような会社に成長させたいものですね。