フィリピンにおけるビジネスの難しさ | マニラではたらく社長のブログ

フィリピンにおけるビジネスの難しさ

フィリピン国内でビジネスを展開していて、
一番不合理さを感じる部分はモロモロの
役所の仕組み。

特に税金関係はしんどいものがある。

日本でもそうだが、会社が成長してくると、
必ず直面する問題は税金関係。

特にフィリピンの場合、国の仕組みが完全ではなく、
随所に厄介な部分が垣間見られる。

例えば、消費税の還付。
日本ではきちっと返ってくるが、フィリピンでは
まず返ってこない。還付対象の税金がまともに
回収できないのはこの国ぐらいだろう。

いわば不良債権と同じだ。

そして関税などに関してもかなりいい加減。
税関の担当員のさじ加減一つでかなり振り回される。

そして日本人社員の労働ビザの取得手続。
ひどい時は、半年や1年ががりだ。

大企業ならともなく、中小企業で、ましてや言葉の
障壁がある国でこういったことに対処していくには、
大変なエネルギーとノウハウが必要だ。。


というわけで、当社の場合は、
これらの問題を一発で解決するために、
不透明な税金がかかってこない事業形態に
変更していくために、奔走中。

日本人のビザなども本来はサクサクと
取れるような事業形態でなければならない。

フィリピンという国が施行している制度を
きちんと勉強し、的確に情報を収集していけば、
難しそうに見えることも、実は何とかなるものだ。。


ふぅ・・・