いつもニコニコ笑顔の私はいつからか無意識に『私』になった。
本当は笑顔が苦手で相手の気持ちを考えることのできない私が本当の私。
いつからだろう。
こんな『私』になったのは。
人見知りで謎にプライドが高い私は誰からも愛されない。
ニコニコ笑って自虐してる『私』はなんとなく世間に馴染んでる気がする。
笑わなくていいなら笑いたくない。
下手な笑顔なんて作りたくない。
でも生きていくのにそれは不便すぎる。
そう、不便なんだ。
生きやすくするためにも『私』の存在が必要で、本当の私は隠れてないといけない。
いつの間にか他人になった親にすら本当の私は出せない。
今本当の私を知っているのは夫と子どもだけ。
でも夫にすら『私』でいることの方が多くなってきている気がする。
気が抜けない、生きづらい。
生きやすくするための『私』が私を生きづらくしている。
矛盾かな?
わからない。
わからないけど、限界はある。
それが溢れ出した時、私はどうなるんだろう。
生きていられるのか。
あの子みたいに自然と周りを温かくするような、天使のような笑顔でいたかった。
『私』なんていない、本当の私で周りを癒やし、愛される。
そんな人になりたかった。
私は偽物だから。
誰からも愛されることなんてないんだろうけど、せめて周りの人たちを幸せにしたかった。
誰かの役に立ちたかった。
ごめん、ごめんなさい。
役に立てなくて、迷惑ばかりかけて。
私が母親でごめんね。
全然上手にできなくて、ごめんね。
間違えてばかりでごめんね。
私のせいでごめんね。
大切なの、何よりも。
本当だよ。
でも私だから、きっとダメなの。
本当にごめんなさい。
ごめんなさい。
なんで私なんだろう。
『私』が本当の私だったら良かったのに。