『ワンピース』的な馴れ合いより、自立した同士の関係
僕は「ONE PIECE」というマンガの面白さがあまり理解できない。
主人公のルフィが海賊王を目指すストーリーは面白い。だが、仲間との一体感こそ一番大事だという価値観は、僕にはどうしても受け入れることができない。
財宝を探すことが目的だったはずなのに、いつの間にか仲間との一体感自体が目的になってしまう。
「あいつは仲間だから」というだけの理由で、落ち込んでやる気を失った仲間にいつまでも構い続ける…。
こんな風にお互いが寄りかかった関係は、なんとも居心地が悪い。
(中略)
「ワンピース」的な世界観は、自分から動こうとしない人や、相手に尽くそうともしない人まで「仲間だから」という理由で助けようとしている。
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これは堀江貴文著「本音で生きる」の序章に書いてある一部です。
これを読んで、私の長年のワンピースに対しての違和感の正体が分かったような気がしました。
私も「ONE PIECE」の単行本を読んでいます。
でも話が長くなっていけばいく程に
○ルフィはなぜたまたまそこで会った人を「『仲間だから』助ける!」と言うのか
○なぜ周りのみんなは何も考えずに盲目的にルフィの言う事に従うのか
○誰かを助けるにあたって、ルフィ以外のメンバーのそれぞれのモチベーションがなぜ上がっているのか
という疑問が湧き上がっていきました。
主要なメンバー達は仲間になった時にルフィに危機を助けて貰ったので『恩人』だから何でもするのは当たり前と言ってしまえばそれまでなんですが、
そんなに船長の言う事は絶対なのでしょうか?
その場で知り合った他人に命をかけるモチベーションはどこから来るのでしょうか?
全体的に漂う「ウチら仲間達はみんな仲良し、みんな一緒!」みたいな気持ち悪さもあります。
メンバーの自立した意見、意思があまり見当たらない違和感。
ただワイワイ騒いでいる印象。
これは堀江さんが言う馴れ合いに対する違和感なのかと。
一人一人の個人の過去のエピソード等がしっかりしているだけに、集まった時の馴れ合い感に違和感を感じてしまう。
ファンタジーの漫画に対して何を求めているんだって話ですが、そういう表面上の流れが決まって来ていて、面白いんだけど感情移入出来なかった理由が分かった気がしました。