先日から、大家さんが、うちの床を直してくださったり
地デジのアンテナのことなど、家のことをいろいろしてくださって
います。


この一軒家に引っ越してきてから10年たちました。
もともと古い家なので、引っ越して来た当初からいろいろ
ボロや傷みがたくさんありましたが、
お風呂の故障や、電気のブレーカーの故障など、大きなもの
以外は、しょうがないと思って,修理の依頼などせず、
我慢するようにしていました。


今回、10年たって、更新時に、今までの家賃がキツくなって
きてしまったので不動産屋さんに相談したところ、
いろんな話の流れで、家がもう相当傷んできていることも
正直に話をしたところ、
大家さんに連絡をとってくれて、家賃も少し下げてくださる
ことになりました。


感謝なことです。

ずっと念願だった、台所の床が、ぴっかぴかのフローリングに
なりました!!
これで、冬、凍えるような寒い想いをしながら家事をしなくても
すみます!

テレビのアンテナも立ててくれるようで、地デジも見ることが
できるようになりそうです。


よかった~~~(^^)



実を言うと、大家さんはあまり修理などしたくないらしく、
なんだかんだとチクチクと刺を刺していかれるので(笑)
そんならもういいや、みたいな感じで今までちょっとのことは
全部我慢の方向で過ごしていました。


今回も、今度床を壊したら!自費だからねと(笑)

故意に壊してるわけじゃないんだけどな~~~

普通に生活してても、築30年以上もたてば、床もはがれてくる
んだって大工さんも言ってたじゃん・・・

これ以上、床を壊さないようにしてって言われても、
どうすれば壊れないようにできるんだか・・・

それに2年後に取り壊したいって言いながら、どうして
修理するんだろう・・・


そんなこんなで、いつもいや~な気持ちになりながら
修理をお願いしたりしていました。


で、さっきもアンテナのことで来られて、またチクチク始まった
ので、あ~あってなって(^^;)


ふと、気がついたんですよね。



わたしね、ずっと

『家賃をずっと払ってきているのだから、家を修理するのは大家さんが
することで、それが当たり前じゃん。なのにどうしてそんなチクチクするの』

って思ってました。


家賃払ってるのに!みたいな。


不満ですよね。そう思えば。


お金に対する考え方、捉え方、想いみたいな、根本的なこと
なんだって思いました。



家賃をつき10万支払って(今は下がったけど)
家が壊れてきても修理してもらえず、不具合そのまま我慢するしかないって
ずっと不満ばっかりでした。


そこを見てしまうと不満しかないですよね。



わたしが心から感謝できていないから、きっと大家さんの態度も
チクチクなんでしょう。


家賃を払っていようがいまいが、
家と土地を貸していただいていることへの感謝が足りませんでした。

それに気づいたの。


家賃の10万円は、そのことへのお礼の気持ちとして支払うように
したいです。
これだけ払ってるのに何もしてくれない、というのは・・・


見返りを求める気持ちが強いんだなあって。


実家も借家(風呂なしの長屋でした)で、いつも母が不満を言って
いました。
きっとそれが染み付いてしまってるんだろうなあ。


お金を支払うこと


貸していただいていること、お金と引き換えに
手元にやってきたものに対する思い。


お金を払ったのだから、当たり前という気持ち。

いろんなものが自分の中にあったことに気づきました。


当たり前なんてひとつもないのにね。



大切なことを、今いっぱい学ばせてもらっている気がします。


また整理できたら、書きますね!



読んでくださってありがとう



響子より