階層マージで気が付いた点をメモっておく。

 

様々なサイトで階層マージのパラメータについて解説されているが

全てが恐ろしいまでに一致していないため何が正解か結局全然わからない。

 

そこでBaseとM00というパラメータに注目してみた。

 

今回の検証で使ったモデルは次の通り。

 ModelAにアジア人系でマージしたモデル

 ModelBは過去に制作したADetailer用のベースモデル

 

ModelBで普通に画像をGenerateするとどんなプロンプトでも顔アップの

画像しか作れないため顔要素をModelAに入れてみようというのが試み。

 

Base/M00共に他のパラメータ同様、小さい値にすればよりModelAに近い。

したがって1.0とか指定するとほぼ顔アップか上半身の画像しかできない。

Baseのほうはなんとなく全体に影響していそうで、M00のほうは顔に強く

影響しているイメージがある。

そこでModelAの構図に寄り添いながらModelB感を出すために調整してみた。

 

結論から言うとプロンプトにfull body, high heelsと足まで指定してはいるが、、、

 Base=0.3でフルショットに近い画像が出てくる

 Base=0.6でCowboyショット(膝上)くらいの画像が出てくる

 Base=0.8で腰上くらいの画像が出てくる

 値が小さいとModelA寄りになるのでこれは想定内。

 顔にも多少影響するので小さくなってくるとModelBの顔が薄くなってくるため

 どこかで妥協が必要。

 

 M00はさすがに1.0は強すぎる0.8くらいにするといい感じ。

 

今回はBase=0.8, M00=0.8で行ってみる事に、、、、

これ以外のINとかOUTはダイス勝負にしてみた。

 

前回は「Let the dice rollのメニューを開きRandon ModeにRを選択」

としたが

今回は「Let the dice rollのメニューを開きRandon Modeにcustomを選択」

で、その下のほうにあるcustom欄に次の値を設定。

0.8,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R,0.8,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R,R

 

これでダイスしまくったところいい感じの画像が沢山できた。

この中からベストと思われるものを2,3選んでモデルファイルに保存。

 

前回よりOptimiseされた感じ。

 

最終目標(ADetailer無しであの子を描けるベースモデル)までもう少し!