10月25日…昨夜、「シネマテークたかさき」の受付で呆然。『リアム~』同様初日の『よみがえる声』のパンフ、な…何と2000円(2部じゃなく1部で)。在日朝鮮人問題を扱った興味深いドキュメンタリーだが、鑑賞意欲完全消失(いくら『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督が推薦しても)。モノクロチラシもカッコいんだけどね。そういや『リアム~』もチラシだけは決まってた。映画馬喰どもも色々と大変だ。
10月24日…昨日、上信線の行き帰りで『『女工哀史』は生きている』(松本満/斎藤美奈子・岩波ブックレット)。細井和喜蔵の印税が未亡人としをに支払われず、藤森成吉他の左翼仲間で山分けされてた醜聞が(細井病死後の彼女の再婚が早すぎるとの難癖で)、もっと詳細に記されてるかと期待したがガックリ。岩波文庫の発行元、つまり印税支払い側の責任に触れずに本件を論じても無意味(岩波書店=久保書店?)。金井美恵子ならともかく、斎藤美奈子じゃこんなものと予想はしてたが(”シャチハタ左翼”鎌田慧の正統な後継者?)。それにしても村上誠一郎は最低最悪(野田佳彦クラス)。場末の旅芝居一座の色物役者にでも転職しろ。
大失敗。古本祭り中の「古書会館」の即売会が、高い品しか並べないのをすっかり忘れてた(おのぼりさん客目当て)。会場入り10分で退出。ドブ客がたたずむ場所ゼロだもの。以前ならその足で高円寺に向かったろうが、とてもそこまでの体力はもはや。雨もパラパラ。凄く時間を無駄にしたと深~く反省。
「シネマテークたかさき」で『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』。初日、観客13名。昨今稀に見るロック系クズドキュメンタリー。48分しかないが、132分くらいには優に感じられた。親馬鹿ロックスターの戯言を拝聴したい方はどうぞ。歌詞や音楽も実につまらない(求道ロックなんかい?)。プロに相手にされなかった、馬鹿息子2人(ドラム&ギター)の嘆きのみ愉快だった。
10月23日…睡眠不足。WOWOWが連日午後11時から、”子連れ狼”&『特捜部Q』の各シリーズを放映してるから。終わると2時から3時。途中で力尽きて寝ちゃう日も。せめて1時間早く始めてくれればな。だが発見も。昔から前者の大ファンで、オイスター他の映画好き漫画家に盛んに推薦して来たのだが、全6本中2本も観てないのを発見(ド赤面!)。『死に風に向う乳母車』『親の心子の心』。後者。シリーズ最大の駄作。斎藤武市監督は日活時代、”渡り鳥シリーズ”や『愛と死をみつめて』他で日活の屋台骨を支えた売れっ子だった。この頃、東映でも”緋牡丹博徒シリーズ”他を。いずれも全盛期を知る者にはつらい出来だった。ただ斎藤監督。小林旭特集のモーニングショーにゲスト出演した際に、「私は”渡り鳥シリーズ”を撮った事を今でも大いに誇りにしています」との要旨で発言。まだ同シリーズやアキラの評価が今ほど定着した時代ではなかったので(小林信彦は無論既に絶賛)、いたく感心した記憶が。
午前10時30分。「シネマテークたかさき」で『ブラッグドッグ』。観客12名。佳作。シネスコサイズの必然性を久々に理解(ゴビ砂漠付近の景色が最高)。北京オリンピック啓発の薄汚れた看板類に、製作者側の思いが全面開化。独裁国家の検閲機関にも、まともな人がいるのだな(今はブチ込まれてるかも)。防災無線風拡声器って、専制政治の必携アイテムだってのが良く分かる。「高崎電気館」に移動。『レオ・ブラッディ・スウィート』。観客15名前後。10名近くが若い姉チャンなので改めて驚く(ルッキズム的見地からすると、ウウ~ン…)。比較的にインド映画的アクが少なく、何度か寝入ったが最後まで。子供を甘やかし過ぎな、拝一刀100人分の殺戮ヒーロー。
10月22日…先週でようやく草刈り終了。もう1回くらい部分的に処理する必要はありそうだが。一体2枚の道路を隔てた畑に今年は何度通ったろう? 50回以下って事はない。自慢じゃないが周囲の休耕田畑中では一番の器量よし(自画自賛!)。いつまで続くかは不明だが。でも小中学校時代は家で乳牛を飼ってたので、夏場は良くふご一杯の草刈りを(手刈りで。休耕地ではなく堤防の)。先祖帰りか。当時ですら既に草を刈る人はほとんどいなかった。ただ東京オリンピック以前は乳牛飼育百姓が多く(専門のトラックがかなりの頻度で集めに。集乳所もあった)、堤防は終始5部刈り状態。皆朝一番に磨いた鎌を片手に堤防に出掛けた。草刈りはとびっこ、いや競争だった。
一時は持ち応えていた地方議会選挙での共産党。先週や今週の選挙結果を見ると(毎週火曜日の『赤旗』紙上で発表)、再び減り始めている。これを押し返すのは、民主集中制の撤廃だけじゃ無理かも(それさえ出来っこないが)。「東京人の堕落時代」(夢野久作)ならぬ、「世界人類の堕落時代」。ナチスの突撃隊まがいの官製暴力集団が横行する狂人支配の米国を筆頭に、属国日本、ドイツと言った20世紀までの経済大国がより深く退廃が進行。ふんぞり返ってたせいで旧後進国に追い抜かれつつある没落国家群の、なりふりかまわぬ人種差別テロ政治。今後は国は大きくないが、カナダ、スペイン、アイスランド、韓国あたりが道義的権威を高めて、世界での発言力を増すのだろう(オメーはいつから”瑠璃式”国際政治学者に?)。
一昨日。「ユーロスペース」エレベーター付近で、映画評論家の北川れい子を。書籍を1冊でも読んだ人って、面識はなくとも何となく他人とは思えない(本自体はとっくに売っちゃったが)。コロナ前までは方々の試写会場で見かけたが、数年振り。かつてのベレー帽おばさん(女大久保清)もすっかり干し柿婆さん。俺もヨイヨイ爺さん振りも、傍から見れば同じだろう。もう原稿依頼がそうある歳とは思えない歳なのに、映画評論家は試写会場通いを止められない様子。最後まで売れっ子だった佐藤忠男はともかく(蓮實重彦が売り出してからは、村上春樹登場以降の大江健三郎状態だったが)、介護人つきで時たま見かけた松島利行など、ただただ映画が観たいだけだったと推測。出腹が醜い高崎俊夫あたりも、そろそろ格安の介護人を物色しとくべきでは。
”シャチハタ左翼”の鎌田慧が、先日の『東京新聞』で珍しくまともな発言。石破首相は政治家ではなく評論家だったと。その通り。杉田水脈の自民党公認、学術会議破壊、パレスチナ国家非承認。口先ではともかく、要所要所できちんとアベ政治を継承していた。新詐欺師総理は口も行動もアベの赤子。分かりやすい極右カルト政治家だ。鎌田センセ、また『潮』の花形ライテ―に復帰か? 佐藤優が焦るかも。
10月21日…びっこひゃっこ(履き物をバラバラに脱ぐ)、とびっこ(徒競走ないし走る)が2大上州弁だと思ってたが、『目白雑録Ⅰ』(金井美恵子・中公文庫)に”ひっちゃぶく”(破る)が2度登場。これを加えて3大上州弁とすべきだと認識を改める。言い回しとしても、”こないだうちまでは”が238Pに登場、明治生まれの婆ちゃんが元気な頃を思い出した。俺の母ちゃんが正常な時分までにゃあ、それこそめた使ってたいなあ。『上州弁読本』(ブレーン・オフィス)の著者、遠藤隆也さんはお元気だろうか? かつて今日は国際反戦デー。その日に韓国カルトの教祖文鮮明の直弟子で、経歴詐欺で代議士になった気違い馬鹿右翼女が、総理大臣に選ばれるんかい? おえりゃあせんのう(なぜか『三匹の侍』の長門勇タッチの岡山弁)。
今朝の『東京新聞』外報面。”王様は要らない”の米国の反トランプデモを、異様に小さく扱っていた(中日グループ社員の不祥事報道並に。天皇ファミリーへの配慮?)。韓国、中国報道も同紙外報紙面は昔から外務省視線。文藝春秋社の月刊『文藝春秋』編集部、『日刊ゲンダイ』芸能欄担当部署のように、サンピン右翼の巣窟にでも?
『目白雑録Ⅰ』(金井美恵子・中公文庫)の後半。坂口安吾の解説を担当してた島田雅彦を(多分ちくま文庫)、例によって墓場の上で漬物石を担いでダンスを踊るようにコケにしてたが、同書解説担当の山本浩貴の起用は、島田へのオマージュなんかい? ビクビク脅えながら、当たり障りのない衆知の事実関係をズラズラズラ。こんなビチビチウンコみてえな糞解説は、裏の丹生川にぶちゃっちゃうしかねえだんべな。にしても田壮壮監督の『呉清源~極みの棋譜~』はつまんなかった。「シネマテークたかさき」もガラガラだった。主人公の和服の着付けの悪さだけが終始気に。あれが大陸的正統派?
10月20日…『揺さぶられる正義』。東海テレビのドキュメンタリー群に比べかなり甘いが(でっち上げた警察、検事が1名も登場しない。編集も雑だし)、それなりに楽しめる。前橋赤十字病院に、”検察の守護神”とも言うべき御用小児科医師がいたとは知らなかった。鑑定が裁判で否定し始めると、従来はあれほど饒舌だった癖にインタビュー拒否とは見苦しい(もう1人の朴医師はその面では立派)。イカれてるのは群大医学部に限らないらしい。券売所の姉ちゃんと。「この題名、何とかして欲しいよね。恥ずかしいから」「ホントですよ」その『SEX』。高尚すぎてというか、広げた風呂敷がでかすぎて迷子になり、良く理解できなかった。
『目白雑録Ⅰ』(金井美恵子・中公文庫)。もう22~23年前なのだな。鞭打たれる島田雅彦や田中康夫、あるいは河野多恵恵子、柳美里の小説はあまり話題にならなくなったが、本書は逆にギラギラと発光。ただ映画監督で言うと、ワイズマン、ダニエル・シュミット、黒沢清他は著者のようには俺は高く買わない。それでも面白い。意見の一致で喜ぶのはガキ時代。見解が違ってもその落差に老人は人生のコクを見出すのさ(エラソーで悪かったな!)。長すぎるセンテンスのせいで、時々理解しかねる下りもあるが、分かりやすすぎる凡文よりも、つっかえつつ楽しめる。でも小説は再読するほどでもないよ。三島由紀夫のひっちゃぶきたくなる恋愛小説ほど退屈じゃないが。
「シネマヴェーラ渋谷」で『東京の夜は泣いている』『大東亜戦争と国際裁判』を続けて。いずれも30人前後。前者主演の松尾和子。一時一人熟女ブームを(70年代後半)。『九十九本目の生娘』の曲谷守平監督の割には平凡。基本的に新東宝の戦争映画右翼度満点だが、今観ると本作など狂った参政党の主張に比べればよっぽどまとも。ただ「インターナショナル」の日本語版訳詞者としても知られる佐々木孝丸や、民芸の清水将夫は出演にそれなりの決断を要したろう。これまた『大虐殺』の小森白監督としては退屈。
10月19日…『目白雑録Ⅰ』(金井美恵子・中公文庫)『目撃証言』(E・ロフタス/K・ケッチャナム・ちくま学芸文庫)を併読中。前者再読だがさすが。全巻読み返すしかない(21世紀の「断腸亭日乗」だとキッパリ!)。後者も分かりやすい(訳/厳島行雄)。やっぱり不便。「109シネマズ高崎」が閉館、メジャー映画と接しられなくなったのは。西口駅前の「イオン」に数スクリーン設けてくれ。廃墟化してるシャッター通り中央銀座の、「高崎オリオン」が再開してくれれば、近所の「高崎電気館」に呼応して街に活気が出ると思うが(可能性0・01パーセント)。ストリップ劇場「高崎フランス座」跡地、金井美恵子の生家跡とか、足腰の動く間に調査してみたい。
王様は要らないとの米国の大規模な反トランプデモ。日本の多くの主権者は、皇族が単に王様一族だという客観的事実を、多分意識した事もないのだろうな。官憲公認の極右の無法なテロ暴力の脅威や、幇間マスコミに日々洗脳されてるからとはいえ、能天気すぎる国民性。天皇は世界王様業界の会長だとでも?(国力低下に反比例、天皇一族は増殖する一方) 米国の反王様デモ。世界基準での道一杯のフランスデモ。する方も見る方も気分がスッキリ。偽装民主主義風王様国家神国日本じゃ、デモも裏金警察が干渉して道路の4分の1しか使わせない。腐った三権&キシャクラブマスコミが支えるコシミノ王様土人国家。トランプの目指す理想国家は今の日本だろう。
午前9時45分に「シネマテークたかさき」入り。スクリーン1。3本続けて。『風のマジム』満席(58席)。『揺さぶられる正義』。15名。『SEX』。10名(途中1人オッサン退館)。満席映画には米国占領軍基地の網塀も、米兵に強姦され続けてる罪なき少女たちも、ただ指をくわえて静観する日本国官憲も、自国民を恫喝するだけの米軍の弾除け要員、ゴーマン自衛隊幹部も一切出て来ない。終始天皇裕仁視線(沖縄県民の尊厳や生命より、我が家の三種の神器最優先)のこの国の対沖縄観を、反面教師的見地でリアルに描写したとも。映画自体の出来は中の下。テレビドラマとしてなら中の上。ハッピーエンドのくどいエピローグは、もっと切らなきゃ。祖母役の高畑淳子の老大根振りが眼を覆わんばかり(老いてより駄目になる役者は多い)。伊藤沙莉の騒々しい上役といい、脇役が特急サンピン揃い。お母さんが富田靖子とは、字幕を見るまで気づかず。『かもめ食堂』の監督同様に、本作の監督も次々に地方特産品映画を撮っては、次第に消えて行くのだろうかとふと。当たってるとの噂は聞かない、『宝島』の関係者は複雑な気分だろう。
10月18日…久保書店がエロ漫画の電子版を著者に無断で勝手に発行、配信料を全然払ってないとの一件が話題に。由緒ある焼け跡派版元で、権利意識も高い同社がそんな乱暴狼藉をしてるとはとても思えないが、事実なら生活保護でやっと息をしてる元漫画家は夜も眠れないな。その件に関連、エロ本屋のデタラメさの具体例に時々松文館(道出版)の名前が。だが同社の配信料関係の支払いは、通知もちゃんとあるし(配信料は払うがしない所も)、キチンとしている(実体験談)。増刷を勝手にして印税を払わないとの噂は俺も聞いた。貴志社長に宴席で直接尋ねたら明確に否定してたが。真相判断不能な灰色容疑の話題より、著者の原稿料振り込みの際に、振り込み料を従来の版元負担から、著者稿料からの天引きにしたのは白夜書房が先鞭を。『写真時代』『ウイークエンドスーパー』『漫画ブリッコ』他の発行元の一面として、各種物書きには永遠に記憶されるべきだ。それにあっという間に追随した、他の世襲エロ本屋のボンクラ経営者どももな。
『惑星ソラリス』を眠らずに最後まで観られたのは、結局は3度目だった。やっぱり見物しといて良かったなと(趣味ではないが)。昨夕の「神保町シアター」の『いのち・ぼうにふろう』。これまた過去2回は熟睡。今回も10分程度寝た感じだが、一応は最後まで。感想。過去2回と同様に今回も熟睡するべきだったと。『人情紙風船』の線を狙った作品だと思うが、いくら自己否定の論理がポピュラーだった時代とはいえ(71年)、軽薄さまる出しの山本圭&酒井和歌子のために命を投げ出す馬鹿は居ない。そう確信させるフヌケ映画だった(締まらない殺陣に加えて、岡崎宏三の撮影も半ば投げてる感じ)。だいたい小林正樹という演出者の偉さが、大昔から理解できない。ただなぜか入りは好調で、40人強。『アルプスの少女ハイジ』にばかり見入ってるので、夜なべ仕事がちっとも進まない。
10月17日…昨日の「高崎電気館」の『ヴィクラム』。観客7名(プラス、特集中のインド映画出演者のダンボール人形が後方に5名鎮座。ココの姉チャン達、ハンドメイド宣伝作業に手間を惜しまない)。予想通り退屈の極致。特攻的愛国精神&巨額製作費が中国映画風。芸なき残酷描写が三池崇史風。緩急ゼロの演出がマーベル映画群風。171分。2~3度寝たが、全然さしつかえ無かった。インド映画は常にだが、若い姉チャンの方が爺様より多かった。ジャニーズ系ではない、半年間煮込み続行中系オッサンヒーローファンって、一定数存在すると思われる。群舞場面が比較的少なかったのだけが救い。
数カ月ぶりで五反田。1階と2階で1万近く(映画パンフメイン)。郵パックで送ってもらったが、相変わらず料金が不明瞭。群馬で事前に1800円徴収されたが、同じ高円寺での着払いの郵パックは常に1200円前後。着払いに早くしなよ。”送り”利用客はそもそも大口買い(安い品専門のドブ客だが)。新刊本屋じゃ1万超えれば無料発送が常識。富岡バイパス沿いの「七日市薬局」が塗り薬の容器代と称して、突然1個50円も強奪し始めた件を連想(事前に承諾書にサインさせる巧妙な腹黒さ)。『[新版]ファーブル植物記』(平凡社ライブラリー)読了。楽しかった。植物を擬人化するのは仕方ないが、いちいち教訓話にするのはどうも。シートンはそこらより自然だった。
10月16日…『東京新聞』や『赤旗』の外報面だけじゃよく分からないが、町山智浩の”米国通信”を読んでると、同国が既に誇大妄想狂に乗っ取られ、法治国家と言えない実情だと納得が。アベ派の股肱が今でもトップを支配する、裏金警察、調活泥棒検察、営繕費流用司法が、維新やN党や参政党の犯罪行為を見逃すだけでなく、保護育成してるどこかの没落国家の惨状を連想。自民党がN党を妾から本妻に格上げした件で、思惑が天下に露呈。ストックした維新、参政党、日本保守党の違法行為免責をネタに(国民民主党を忘れちゃ失礼)、妾集団の本妻化作戦は今後も推進されるだろう(創価学会公明党の26年間はその先駆け)。ただ米国はジャーナリズムの多くがまだ果敢に闘っている。神国ニッポンじゃキシャクラブの幇間共が、外国カルトに支配された自民党飼育下のナチス突撃隊まがいのならず集団を、”極右”とさえ呼称べない始末。立花孝志、へずまりゅう、三橋貴明他は、裏金公安警察の得意技、”関西生コン冤罪事件方式”で捜査すれば、それぞれ最低30回位はパクられてる。法治国家としての崩壊振りじゃ、常に米国の先を行く新大日本帝国。悪党は出世できずに牢屋にぶち込まれる、先進国の韓国人になりたい。
J:COMの『アルプスの少女ハイジ』。伝えられてる通りホントに素晴らしい。CM過剰な同局。『キー・ハンター』といいすっかり特養老人ホームBS化。テレビというメディア総体がそうだが。『アルプスの~』に関しては、俺がロリ畑にヘッピリ腰で参入当時(80年代後半)は、関連エロパロ同人誌が多数あった。まいなぁぼぅいやDONKEYに仕事を依頼してた時代。その好漢まいなぁ(明大SF研出身だったと)。実家は確か千葉の帽子屋さん。まだ商いは続けてるのだろうか。今日昼過ぎ。「高崎電気館」へトボトボ歩いてたら、世界に誇る巨大シャッター街、中央銀座通り入口左に、「田中帽子店」の看板を見かけたからつい(店には当然シャッターが)。彼もDONKEY同様にきっとまだ独身だろう。
10月15日…昨夕。「シネマヴェーラ渋谷」で『暴力の王者』『坊ちゃんの特ダネ記者』を続けて。各25人、20人前後。前者。榎木兵衛そっくりの人が結構な役で出演。字幕や各種資料にそれらしき名前は無い。ボケ眼か? 56年製作。榎木が日活と専属契約した年らしいから、可能性ゼロとは思えないが。後者。68年前の富岡市内の各種景色を楽しむ。忘れてたが、貫前”戦争”神社の鳥居の下から(丘の上にある)、下の一ノ宮地区を見下ろす場面が。今は無き一ノ宮小学校、一ノ宮中学校の木造校舎が確認できる。その手前には両者用の体育館も。真っ白で完成直後の様子。まだ現役で、各種選挙は今もここで行なわれている。近く壊されて小学校になると。今の小学校は俺が6年の頃に完成。机や椅子を皆で運んだ。映画に映ってた木造校舎は、明治生まれの婆ちゃんの子ども時代に完成したのだと、当時本人から聞いた。黙々と流れる歴史。犬は吠えても歴史は歩む、との喩えとは全然関係ないな。
今は禁止されてるが、5~6年前のヤフオクでのポスター販売を思い出した。当時出品者の一部は、代金や送料の他に発送用筒代を別途要求していた(100円前後)。せこい奴らと思ったが、発送重役の女房の話では額自体はベラボーでないと。ベラボーだなあと思ったのは、今日行った皮膚科敷地内の薬局。今回から塗り薬用の容器代として1個50円要求すると。どう見ても5円程度の品。しかも承諾のサインまでさせやがる。気の弱い俺はついしちゃったが、これって究極の優越的地位の乱用じゃ? ここだけではなく、あるいは富岡市医師会の音頭取りで? その50円の健康保険との関係は?(薬代とは別のレシート出したので保存) いい医者だけど超イメージダウン。こういう際のために共産党の市会議員が。今度田村君に相談してみようかしら。「空き容器を持参されても衛生上の問題が…」と丁寧ではあるが姑息な事前弁明。思いつきではなく、かなりの長期的戦略で、手間と金をかけた塗り薬容器1個50円強奪作戦と見た。『893愚連隊』じゃねえが、ネチネチと持続的反抗の要あり。表面上はニコニコ愛想笑い浮かべながら。
玉木雄一郎。相手の女性は哀れんで義理でデートしてくれるだけなのに、2度目の歯磨きしたり、新品の下着に替えたり、コンドームを半ダースも用意した、普段まったく持てない頭も外見も醜いカックン勘違い野郎のごとし。高市”経歴詐欺”早苗には、富士に月見草、いや肥溜めにイボガエルのように良くフィット。
10月14日…『クオーレ』(デ・アミーチス・岩波文庫)。絶対的正義漢に満ちた本は、肩が凝るというより不気味で怖い。時にはホラー小説を読んでるような気分に。ソ連崩壊以前は分野や思想の左右を問わずに、こういう本は割と多かった。郷愁を感じながらビクビクページを。約500ページ。まだ60ページ。期待が大きいような小さいような。突発事態が起きずに、「シネマヴェーラ渋谷」で『坊ちゃんの特ダネ記者』が見物出来ればいいが(題名に”の”が入ってたのに初めて気付く)。
『東京新聞』の「こちら特報部」が漫画原稿保存問題を特集。ただ担当の太田理英子記者は、漫画の手描き原稿とCG原稿の区別、価値判断が良くついてない感じ。劣化対策に遺族や博物館がスキャンしてると好意的に報じてるが、それは単なる複写、つまりコピーだ。印刷状態のいいコミックスと同じ(アウラ感ゼロ)。原稿の”海外流出の危機”を煽り、業界団体や文化庁の奮起をうながしてる。紋切り型で”日本人ファースト”の延長上の愚かな思考。よく浮世絵の海外流出が自省的に回顧されてるが、俺は逆に良かったんじゃないかと。目利きの外人さんは大切に保存してくれたが、明治以降の日本人が大胆な性描写を含む浮世絵を、芸術品扱いしたとは到底思えない(今もオマンコさえ映画館で観られないブンカ国家だ。キンタマは鑑賞可能な堂々たる映倫の性差別行為)。太田記者も観ただろうが、『東京物語』は1953年、つまり俺の生まれた年の製作だが、たった70年チョイであのプリント状態。ハリウッドの20~30年代のB級西部劇だって、眼が覚めるように美しい(海外で発見された邦画もいい状態のものが多い)。こういう国が、漫画原稿だけを大事に保存するとは絶対にあり得ない。天下り官僚向け箱物を作っても、多分漫画原稿は雨ざらし同様(予算獲得シーズンのみに虫干し)。国内外の身銭を切ってでも欲しい人こそが、一番原画を大切に保存するのは明らか。下らない無意識の愛国主義は捨てろ(この見解には私益も交じってると思われるので、2割引きでの解釈を)。
10月13日…『新左翼と天皇-炎と爆弾の時代』(井上亮・ちくま新書)。書名が全然なってない。売ろういう気概ゼロ。どう考えても『天皇と爆弾ー血と暴力の新左翼時代』だろう。知らない人なので経歴を見たら、”元全国紙記者”と。駄目だこりゃ。ちくま、岩波、平凡社の各新書お得意の、”退職キシャクラブ金満記者老後生活補填本”の1冊(ヤメ検ならぬヤメ記者が歩いた跡にはぺんぺん草も生えない。創刊時から既にヤメ記者の養老院だった『週刊金曜日』はその見本)。”元全国紙記者”なんて言い方がそもそも傲慢不遜(官立大学卒の類い)。中身も関係書籍の小器用なまとめ。特に退屈ではないが斜め読みで充分。こういう安全パイにばかり頼ってるから、山崎雅弘や古谷経衡のような勢いのある書き手が育たない。あとがきを見たら担当者は、拙著『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)と同じ名前の人。ボケたのだろう。約20年前は、遠藤哲夫や杉作J太郎の担当者でもあったはずだ。
新左翼、いや新東宝特集の「シネマヴェーラ渋谷」で終日過ごしたい。実際、今日は行けない日でもなかったのだ。ただ4日も出勤した先週の疲れが抜けず(普段は2~3日)、自室でゴロゴロ。せめて恒例の草刈りはと考えてるが、空が次第に暗くなって来た。朝は濃霧で50メートル先もボケボケだった。盆地の気候は変化が激しい。
10月12日…”『漫画ハンター』&『漫画ドッキリ号』大同窓会”(久保書店/あまとりあ社非公認)。参加予定者。福原秀美。ダーティ・松本。宮西計三。井上英樹。貴志元則(きしもとのり/松文館社長)。范・てつじ(はしもとてつじ/霊界から招致)。司会/稀見理都。アシスタント/堀内満里子。お茶くみ/永山薫。会場日程調整中。実現不可能ではないと思うが。
昨日、午後4時前の山手線。御徒町駅でラテン系カップルの美女が席を譲ってくれた。次の上野駅で降りるのだが、好意は有り難く受け入れるのがエチケット。一駅間だけ楽をさせてもらい(女性は前に立ち俺の左側の彼氏、ないし旦那さんと会話中だった)、上野に着くと立つ際に、「ありがとう」と軽く頭を下げた。彼女は何か笑顔で答えてくれたが意味不明。多分、「どういたしまして」的な意味合いだったのだろう。
「シネマテークたかさき」で『LOVE』。観客16名。下らない題名とは一線を画した興味深い一作。多様性実現の面倒臭さ、とはいえ尊ぶべきその意義、果ての個々の人々の孤独さをリアルに。トランプ、あるいは高市”経歴詐欺”早苗的なるものから最も離れた場所のたたずまい。ただ撮影の平凡さにはウンザリ。無意味な最後の屋上でのコンサート場面は要らない。
10月11日…『一歩前進、二歩後退』(絓秀実・講談社)。60年代後半から70年代前半の高校大学時代は、よくこういう内容の本を。今は読もうにもそもそも本畑の本は絶滅、したように俺には。高崎駅の「くまざわ書店」で見かけた際は、航思社の本が配本されるとは珍しいなと。良く見れば発行は大日本雄弁会講談社(戦前は全国の平教員を準社員化してたので有名。9日の本欄参照)。推測するに初版2000~3000全部だろう(並の版元なら500部前後か)。版元が偉いのか偉くないのかは不明。まだ冒頭の「大江健三郎論」を読んだのみだが、「大西巨人の「転向」」「金井美恵子のレーニン主義」と、興味深い項目が並ぶ。文章は相変わらず色気及びカリスマ性に欠ける。注釈の方が面白い、珍しいタイプの団塊世代批評家(岡庭昇よりはマシ)。
高崎線で前出本の続き。「大江健三郎論」や「大西巨人の「転向」」は、「柳田国男論」でもあるな。山口昌男の柳田の俗物性への批判もかなりのもんだったが、より強烈かつ具体的にその確信的天皇主義者としての行動を批判。なるほど。ここら大塚英志の先月楽しんだ講談社新書、 『「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ』はやたら甘かった。名取洋之助が土門拳他の写真を、自らの略称で世界に配信してた事への弁解じみた筆致といい、他が楽しめただけに妙に引っ掛かったのを思い出す。すにぐ忘れるだろうが。
10月10日…明日からの「シネマヴェーラ渋谷」の”帰って来た!新東宝のディ―プな世界”。富岡ロケ敢行の『坊ちゃん特ダネ記者』。14日18時開始の回は理想的。だが得てしてそういう予定は、意外な突発事故で阻まれがち。そうでない事をロケ場所の一つ、蛇宮神社に祈るのは思想信条に反するな。臆面なき俺様自慢&官憲の犬振り吹聴が終始圧巻だった、『東京新聞』の杉良太郎の「私の東京物語」が今日で終了。”空気を鋭く読む”同紙の負の大英断だった。たかがノーベル賞での、1面のリード文字のでかさも狂ってたが(2回ともに)。いいトコもなくはないけど、ヘンテコな新聞。
新聞といえば『日刊ゲンダイ』。200円に値上げされて以来、お釣りをもらう必要が無いのでやや便利に。老人は金持ちなのさ、貧乏ヤンガーゼネレーション諸君。20円ではあるが。駅に限らず、買い物自体が次第に面倒に。変なポイントカードとかもあって昔より手間が。そんな物を持たなければいいが、”20円の金持ち”は実は明日が不安。ケチケチ日常生活。電気は頻繁に消すように、小さな頃からしつけられたので今も(女房も割とそう)。いくつもの豆電気が点灯したままのパソコン。深夜トイレに起きた際は、便利な物は無駄も多いのだと実感。
「シネマテークたかさき」で『嬉々な生活』(脚本監督/谷口慈彦)の初日(観客6名)。秀作。日本の現実から眼を逸らさず、かつ紋切り型にならない清冽感あふれた一作に。昔から言われるように貧乏人同士は助け合う(老いぼれも過去何度も実感!)。そこからの脱出を目ざしたり、見事に成功した人々はまずそうせずに、逆に石をも投げがち(蜘蛛の糸?)。そこらをクールに。ただ昨今の難聴映画群から抜け出せてないのは残念。中学生たちの台詞より、大人役役者の台詞が駄目。フヌケオヤジ役は演技演技は悪くないのに、8割方台詞が意味不明。発声練習最初からやり直せよ(文句をつける嫌みなオヤジ役の、クリアな滑舌の対極)。女子中学生同士の最後の別れは、白昼のフィルムノワールタッチでグッと(毅然たる主人公の性格には終始)。横浜聡子がチラシに推薦文を寄せてるが、演出者としては谷口の方が数段上だ。
10月9日…2度目なのに手に汗握るWOWOWの『フリア2』。1度目でも眠くなる同局自社製作ボンクラドラマ群とは大違い。良く飽きずに官憲主語の水戸黄門ドラマばっか撮れる。会社全体が馬鹿なんだな。これが9時近くまで。途中で止めるなんて不可能。「シネマテークたかさき」で、10時からの『ウナイ/透明な闇』見物の予定だったが断念。
町山智浩んトコで知ったが、『レモンピープル』を巡るイベントに対して、久保書店が「聞いてねえ!」と難癖(イチャモン)付けたと。度し難い低能無恥なスーパー馬鹿野郎。同族会社だから、「売り家と唐様で書く3代目」の類いがおるのだろう。初期消費税並の印税しか払わず、ビンボエロ漫画家をさんざっぱら搾取してたくせに(エロ漫画業界の印税率は8%で、最初から低い。それさえ売れっ子以外は出してなかった版元)。そもそも過去のエロ漫画家の手描き原稿、ちゃんと管理保存してるか?(由緒ある同社は無論違うだろうが、漫画原稿を勝手に廃棄したり、古本屋やネットで金にしちゃう版元、編プロも多いのが実情) 若松孝二の著作権継承者が似た抗議を関係者にして、『映画芸術』他で逆襲された笑い話を思い出した。雉も鳴かずば打たれまいに。それでも ほとんど印税を払わなかった、けいせい出版よりは3グラムくらいマシか?(そんな声は一切聞かない)
『プロレタリア文学セレクション』(平凡社ライブラリー)。センスのいい編纂者(荒木優太)が、『女人芸術』の読者投稿欄から佐藤季子の「小学校教員は講談社の社員也」をセレクト。要は金にものを言わせた大日本雄弁会講談社が教育界の幹部を抱き込み、平教員に同社の図画帖を販売させてる実態を告発。既視感。60年代半ば頃まで、群馬県でも教員が学研の社員を兼ねて、確か『科学』他を販売(うちはビンボで買ってくれなかった)。学研は講談社の猿真似してたのだね。教員て小金に汚い人間が多いから。戦前は天皇のための、敗戦後は占領軍のための教育を子供に施しながら、しっかり一貫してピンハネを。戦前は復活したというより、継続中だった考えた方が自然だ。
『みんな自分の夢の一つ』(鴨居羊子・ちくま文庫)。著者がここまでの名文家とは知らなかった。不明を恥じ入りつつ楽しむ。近江ナリコ編。いつも両者はセット、のような。一時の尾崎翠と稲垣真美をふと。山崎邦紀と浜野佐知が今頃吐いてるか。
10月8日…”地方映画ゴロ”の存在は柳下毅一郎の本で知ってたが、”地方映画祭ゴロ”みたいな人々も存在するのだな。「シネマテークたかさき」のラックを見るとつくづく(映画チラシ以外の情報コーナー棚もある)。基本的には地元出身の映画関係者を看板に、新聞社、テレビ局、地元企業、そして役所が加わる。最後がポイント。意地悪な見方をすれば文化的箱物事業。ただマスコミも後援者に加わってるので、批判の声は報じられない(最近の東京オリンピックや大阪万博方式)。映画は文化の一翼を担うに過ぎない。なのに一晩500万の飲み食い誕生パーティーが許される、悠仁青年他の特権的皇族レベル待遇。映画なんてそこまでチヤホヤする必要はない。”邑むらの映画大会”では小栗康平が、”玉村八幡宮映画上映会”では大崎章が看板に(いずれも地元出身)。大崎はともかく、小栗康平は一番成功した地方映画監督との見方も可能。ちなみに両者、開催形態は大いに異なる。前者は説明した通りのパターンだが、後者は大崎章が主催者。協力が「シネマテークたかさき」&玉村八幡宮。マスコミや役所の後援は無し。俺は小栗など大崎章の足元にも及ばないサンピン監督と昔から思ってるが、政治力だけは一流だなが実感。未見の『はじめての映画』も観たいが、玉村は遠すぎる。
ダーティ・松本旦那の、出品されてたバラ売り原稿がネット上からほとんど消えた。誰かのお節介な言動も影響してるのか。どうでもいいようなそうでもないような。4時過ぎ。そろそろ草刈りに行く時間だ。暑い時期は1時間働くと1キロくらい減量できたのに、最近は半分以下のダイエット効果しか。シャツやズボンの汚れも激減。奥さんは喜ぶだろうが(洗濯担当)、皿洗い役の俺としてはいささか不満。達成感不足。
10月7日…『プロレタリア文学セレクション』(平凡社ライブラリー)を200Pまで。最近このライブラリーばっかだが、面白いのだから仕方ない(かつ読みやすい)。冒頭に宮本百合子の随筆、「雲母片」を掲載したのは疑問だが。小林多喜二の「誰かに宛てた記録」、ナイーブでいて鋭角的。さすがだ。場違いだが「大統領!」と呼びかけたくなる。続く前田河広一郎の「灰色」もなかなか。平凡社ライブラリーのアンソロ本の作品選択センスは、中公文庫より上だと。
小川晶前橋市長。まったく辞任の必要なし。いい大人が何人と何回オマンコしようが勝手。他人がとやかく言う資格はない(相手が妻子持ちだと、奥さんにだけにはその権利が)。小池百合子や高市早苗の経歴詐欺には完黙の、コジキキシャクラブ連中が月光仮面ヅラ。ヘドが出るぜ。小川市長。昨日の記者会見では1時間5分に渡って全記者の質問に答えたと(『東京新聞』群馬/栃木版)。アベ派裏金議員のように逃げ隠れせず、実に立派じゃないか。性的放縦者の方が男性政治家の場合多くが有能だった(田中角栄とか。真逆がマザコン国賊アベシン)。女性も同様だという事実を示すいい機会だ。ただホテル通いに公用車を使うのはまずい。歳費から利息付きでガソリン代&人件費を返却して、以降は身銭で通うべし。誰のものでもない、自分だけのオマンコなのだから(あるいはキンタマ)。朝鮮人虐殺の藤岡事件の地元なのに、慰霊碑を難癖付けて破壊した、チンピラネトウヨ知事山本一太に比べりゃ立派な市長だ。
「シネマテークたかさき」で『アフター・ザ・クエイク』。観客2名。132分。4話の禅問答じみたオムニバス映画だが、2話と3話はまったく不要(下らなすぎる)。この程度の脚本でも、原作が村上春樹だと製作費があっという間に集まるのだろう。一時の五木寛之原作映画同様ロクなのが無いのは、やはり原作者の干渉が激しいのか。いくら有名役者を揃えても、脚本&演出が3流じゃあねえ。特に3話目。無人の地下鉄風景や校庭での乱舞場面には、へそがドラム缶風呂を沸騰させた(想像力ゼロ)。繁華街の不自然なゴミの散らかり方と、佐藤浩市のガッコの道徳教育的終幕にも苦笑。未読だけど、原作は有名らしい。今週の同館の番組は全体に弱い。
10月6日…最近『針原』(荒川洋治・思潮社)を再読(「盛林堂書房」の岡崎武志棚で800円)。日本芸術院会員として優雅な老後を過ごしてる俗物詩人も、昔はなかなかだったのだと再確認。詩集というと最近は谷川俊太郎ばかり。「田村書店」が長い店じまい営業になって以来。「盛林堂書房」は詩コーナー自体が消滅。「東京堂書店」や「くまざわ書店」には詩の棚自体はあるが、詩集の定価は高いからなあホントに。即売会に並ぶ詩集は少ないしメンバーも限定的。演劇書と同格ないし以下。昔からだが。
『日刊スポーツ』や『スポーツニッポン』の紙面見てると(電子版も含む)、本社幹部が腹で考えてることがよく分かる。要するに年収1千万台を維持するためなら、我々は何でもしますよと。言うまでもなく田崎史郎やひろゆきは川口探検隊よりはるかに下等で無芸なゲテモノ。彼らを文化人扱いして起用した時点で、そのメディアは終息。『デイリースポーツ』も追随する一方で、かつては新聞業界の『ムー』扱いされてた『東京スポーツ』が、案外平常心を保っている。いくら理性や羞恥心を捨てても、結局明日は『夕刊フジ』。同紙、かつては”オレンジ色の憎い奴”がキャッチフレーズだった。今その色は極右人種差別主義カルト政党、参政党に強奪されたな。
浮気のアリバイ作りにしてて、奥さんや恋人にバレた人が2~3人はいる可能性も。「早稲田松竹」に『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』見物に行ったら、入口に映写機の故障で上映中止との貼り紙。事前にHPはチェックしたが、全然気付かなかった(帰宅後再確認したら、下の方に小さくごちょごちょ。もっとバーンと黄赤ベタ文字で表示しなきゃ)。俺は地下鉄代180円を無駄にしただけだが、遠路はるばる駆け付けた人はムカムカだな。道路を隔てた中華の「秀栄」も真っ暗で、ガラス戸に白い貼り紙。典型的な閉店の景色だが…。
10月5日…中村晃子ついでに『ベスト・オブ・ベスト/フォーリーブス』14曲入りも。「約束」(阿久悠&筒美京平)「新しい冒険」(北公次&鈴木邦彦)が一番趣味かな(センチメンタリスト老人)。後者。”命がけの愛のしずくと/僕のすべてあげよう”の歌詞は強烈。曲の間から、少年たちの押し殺したような泣き声がするのはどうも。WOWOWの『ゲンセンカン主人』をチラ見しながら。ここまで超不潔な映画だったか。低予算版『煙突の見える場所』。佐野史郎と水木薫の濡れ場の長さも驚異的。とても93年の映画とは思えない。確か俺が新幹線通勤を始めた年。『昭和39年の~』。内田裕也と沢田研二のページは読まず。もはや語り尽くされてる芸能人のまとめサイトなんて読みたかない。川口浩を取り上げるようなセンスが欲しい。吉永小百合の私生活などまったく興味ないが、芦川いづみならどうでもいい話題にも飛び付くよ。
雑誌類の整理を終えて部屋に戻ると、WOWOWは『温泉シャーク』に。本畑は嫌いだからどうでもいいが、やはりチラチラ。中国産サメ映画の10分の1、下手すると50分の1位の製作費? 昔のハリウッドの大作と、70分前後の新東宝映画をつい連想(独裁主義的経済大国と、一見民主的没落国家の落差)。少ない予算で知恵を絞ってるのは良く分かるし、それなりに楽しめるのも事実。しかしここまでの貧しさを漂わせてると(『ゲンセンカン主人』もだが)、韓国映画のように世界には飛翔できないだろう。一部芸術映画(及びピンク映画)はともかく、映画の楽しさの基本は豊かさの体験。ほとんどを占める貧乏人は、自分の息など嗅ぎたがらない。それと男優、女優を問わず、良くここまで不愉快な面構えの役者を揃えたと感心。
「シネマテークたかさき」で『ROPE』。観客8名。製作費は300万程度? そういう今の邦画らしい貧しさ満点の1本だが、特にひどい作物ではない。だが演出者は一体何をこの映画に? テーマなき映画は全然問題ないが、かく問題意識自体が端から無さそう。3割方台詞が聴き取れなかった。『ミーチャの恋・日射病/他十篇』(ブーニン・岩波文庫)。高橋知之の訳文はかなりの低レベル(意味不明個所多数)。他の訳者で再読したいと思いつつ一休み。『参政党と神谷宗幣/不安と熱狂の正体』(古谷経衡・祥伝社)に。版元は一ツ橋グループの右翼フロント企業として知られるが、適菜収、山崎雅弘とかまともな人の本を最近は。優雅なキシャクラブ退職元自称記者の老後生活補填本ばかり出してる、岩波新書、ちくま新書、平凡社新書担当者は耳糞でも煎じて飲むべし(古谷本は新書ではないが)。
10月4日…改題前の『三種の神器殺人事件』の方がはるかに素晴らしい(内容にも合致)、『愛人はやさしく殺せ』(笹沢左保・祥伝社ノン・ポシェット)読了後、『ミーチャの恋・日射病/他十篇』(ブーニン・岩波文庫)に。後者、作者名は昔チラリ聞いた程度だが味わい深い。今の世相にも合っている。全世代的に受けるのでは。週4日出勤は応える。老いぼれの遠距離通勤は、週3日が限界。ただ読書ははかどる(自宅では余り読まない)。来週も3日は出る必要が。車内風景も捨て難いが。
ネットオークションにダーティ・松本旦那の手描き原稿が大量出品。点数から言って編集、製版、印刷関係者の無断闇商売ではなく、著者の了解を得てるのだろう。ただ売り方が乱暴。作品丸ごと1本ではなく、5枚ごととかのバラ売り。刺し身のぶつ切りは大好きだが(えてして普通の部分よりうまい)、こういう商いはどうも。俺の柄じゃないが漫画が哀れ。紛失してその部分しないのなら仕方ないが、そうとは思えない。一時、前田俊夫の原稿が同じ手法で出品されてたしな。漫画への愛がほとんどないボケ老人編集者さえ胸が痛む、エロ漫画原稿バラバラ殺人事件。しばらく前から断続的に出品されてる、中島史雄の場合はそこら紳士的。必ず1本まるごと出品。重複出品も無し(この方が高くなる)。アコギな窃盗団の急ぎ働き臭も無いから、作者の意向もあるのだろう。スタート値段が5000円というのは、大胆と言うよりやや傲慢さが漂うが(常に10倍から15倍で落札)。
『昭和39年の俺たち』11月号の中村晃子論に刺激されて、久々にCDを引っ張り出す。全16曲収録の『中村晃子/ベスト・ヒッツ』。やっぱ「虹色の湖」「砂の十字架」に尽きるが、馬飼野元宏も書いてるように作詞の横井弘は超ベテラン。三橋美智也の「哀愁列車」や春日八郎の「山の吊り橋」の人と(戦中闇市買い出し世代?)。しかし両者共に精神は同じ。高度経済成長時代を支える事になる、地方人の故郷&恋人捨てのナルシシズム(ホントは両方から捨てられた次男以下の悲哀か)。中村晃子時代になると、底辺労働者が駅弁大学の学生に。エロ劇画家は99%ロリコン漫画家に転身出来なかったが、作詞家は器用だ。詩は絵ほど簡単には見破られない?
10月3日…昨日の日刊『赤旗』1面。”お待たせしました!!日曜版電子版/きょう午前9時スタート”。スマホを携帯としてしか扱えない俺から見ても、あまりに遅すぎる。IT後進国日本でさえ10周、世界からは100周遅れてる感じ。無論、最大の要因は資金不足だろうが、それだけじゃない気が。民主集中制に風穴が開きかねないとの杞憂が、幹部会にはあったのでは。ある程度成功して日刊もそうする際は、また大々的にカンパを呼び掛ける可能性大。恒例の記者募集も相変わらず。現場は頑張ってるが、上から見れば単なる党の広報部門なんだろう。
最近凝ってる、飽きない味のペットボトル「信州そば茶」(Nビバレッジ/富山県下新川郡/1本160円)。1日の利用客が67万人も居るのに、5番線ホームには5脚のベンチしか設置してない、”乗客皆殺し”を社是とするJR東日本秋葉原駅の自販機にも入ってた。アキュアというメーカーの自販機が扱ってるようだ(皆殺し企業の系列か)。地下鉄九段下駅、半蔵門線渋谷行きホームにはベンチが15。秋葉よりはるかに利用者が少ないのにとほめてやりたいが、ゴミ箱を全面撤去した反社会的東京メトロなど糞くらえ!JR東日本は糞以下なのだな。ほんこん、へずまりゅう、東浩紀が”腐れ馬鹿ふぐトリオ”なら、JR東日本、東京メトロ、JR西日本は”日本3大銭ゲバ雲助”(ふんどしもせずに下半身まる出し)。
10月2日…昨日、『京都撮影所案内』(高鳥都・立東舎)読了。驚いたのは広報を通したであろう正面取材の割に、婉曲的ながら松竹、東映の社風を客観的に描いてる点。叩き上げの松竹撮影所会長、大角正の”作品ごとに2500円の特注弁当を全スタッフに、ぼくのポケットマネーで手配しています”にはビックリ。奥さんが怒って当然だ。でも由緒ある吝嗇な世襲同族会社で、部下と仲よくやっていく知恵なのだろう。つらいが(残業代を雇われ所長が身銭から支給してるに等しい)。義理や人情を欠くので有名な東映に関してはやや視線が緩い気はしたが、一方的ヨイショにはなってない。写真の点景のような無名の役者さんの名前を、ちゃんとキャプションに入れてるのも立派(著者の視点が明快)。『京都撮影所”労働者実情”案内』。大角会長、退職勧告受けてんじゃないの? 極右人種差別主義カルト集団の参政党。そろそろ南京大虐殺どころか、日本に部落差別など一切無かったと言い出しそう。
「盛林堂書房」で1500円だった、『映画時評2009-2011』(蓮實重彦・講談社)。リモコン信者監督の双璧、黒沢清&青山真治への”有り難いグルのお言葉”以外は楽しい。この頃の蓮實本は読んでないのが多数。きっとこの参政党っぽさが嫌だったのだ。2人のリモコン監督の諸作品。この世に1本も存在しなくても、俺は特に痛痒を感じない。篠田正浩や関本郁夫とかも。
「シネマヴェーラ渋谷」で『893愚連隊』(監督/中島貞夫・’66東映)。40名前後か。悪が強い割に存在感が希薄な松方弘樹。既にこの頃からの傾向なんだ。天知茂×稲野和子+荒木一郎の映画。天知&稲野。これ以上の濃厚な中年カップルは考えられない。ただ和子様は、中平康の諸作品の方が美しく色っぽい(昔からの稲野ファン)。
『昭和39年の俺たち』11月号。早乙女ツバサの「川口ファミリーの光と影」も興味深かった。ただファミリー中興の祖、川口松太郎についてももう少し触れて欲しかった。柳家金語楼に松田政男をミックスしたような猟色家として知られ、友人の娘にまで見境なく手を出すので悪評高かったと。同家の度重なるスキャンダル、不幸にも同情の声が少なかった要因だとも。確か『新潮45』の記事。執筆者は忘れた。
10月1日…関東大震災下の朝鮮人大虐殺は、軍部、在郷軍人会、警察、御用マスコミ他がタッグを組んだ、”公然たる国策”だったとは昔から言い伝えられて来た(証拠も山ほど)。兵庫県警のN党の立花や、奈良県警のへずまりゅうへのフォロアーぶりを見ると、なるほどなと深く納得。新旧の大日本帝国の実態は、東浩紀とへずまりゅうの人相同様に区別不可能(法令無視の無責任上書き国家)。一方で白馬に跨った大元帥のひ孫のお誕生会の飲み食いに、主権者の平均年収以上の公金500万。没落は40年、いや半世紀に及ぶだろう。世界に誇る新大日本帝国の不滅の文化、回転ずし、ドンキ、百円ショップ、フジヤマ…。幾つ残ってるのかしら。「日高屋」だけは生き抜いて欲しい。
「シネマテークたかさき」で『狂い咲きサンダーロード』。観客13名。「新宿東映パラス」の2か3で観て以来だから、45年振りか。20年前の『リンダリンダリンダ』同様、少しも古びていなかった(『箱男』は公開するなり骨董品だった)。『爆裂都市』と違い、無理なくオーソドックスに製作されていて、観る方も気楽。小林稔侍。当時の杉作J太郎には神にも近い存在(終始彼への讃歌を拝聴)。とにかく、マジで健全な精神に基づいた立派な一作。遡って文化庁助成金を無条件で交付すべし。