今日は金曜日。1週間、仕事ですり減ったHPは完全にゼロです。
「週末こそは絶対にネームを進めるぞ」と意気込んで帰宅したものの、結局今日やったことといえば、完全に放電しきっていたiPadに充電ケーブルを挿したことだけかもしれません。
でも、画面に浮かび上がる「100%」というバッテリー残量を見た瞬間、なぜか「よし、今日の作業は完全にやり切ったぞ」という謎の達成感に包まれてしまうのだから不思議なものです。
昔はもっと、時間を忘れて無我夢中で描いていたはずでした。 それがいつの間にか、「パースがおかしくないか」「デッサン狂いを指摘されないか」なんていう世間の『正解』ばかりを気にし始めたあたりから、真っ白な新規キャンバスを見るのが少し怖くなってしまったのかもしれません。
頭の中ではすでに100ページの神作画が完成しているのに、いざペンを握ると睡魔に負けてしまう。そんな自分に自己嫌悪する夜を、何度繰り返してきたことか。
だから、今日から「正しく、ちゃんと描く」ことを諦めようと思います。
ここは、気力も体力も枯渇した限界社会人が、もう一度ただ楽しく「推しを描きたい」という初期衝動だけを取り戻すための、ゆるいリハビリの記録です。 有益なノウハウなんて何一つありませんが、「今日はペンを持てただけで偉い」「新規キャンバスを開いた自分に拍手」と、限界までハードルを下げて、自分を存分に甘やかしていけたらな、なんて考えています。
もし今、私と同じようにiPadの充電画面だけを眺めて週末を終えようとしている方がいたら・・今日はもう、何も考えずに一緒に寝てしまいましょう。 ケーブルを繋いで電源を入れただけで、今日の私たちは十分に偉いと思われます。