最新巻が出たので、順不同ですがちょっと飛ばします。
スマホで読むebbokなら発売日当日に発売されるので、
買いに行くことができなくてもすぐに読めるので本当にいいですね!
お楽しみがなくなるのでネタバラシはほんの少しで。
雪深い樺太は、移動だけで精一杯。
遭難しそうになった杉元たちは、
助けてくれたロシア人の灯台守の夫婦の家で
ひき肉や野菜なども入れたギョーザのようなペリメニと、
ビーツを入れたボルシチをご馳走になります。
説明はないけれど、食卓の絵を見ると
円筒形のチーズかパンがありますね。
アシリパさんの「ヒンナ、ヒンナ」のしつけのせいか、
ちゃんとみんなで美味しいとロシア語で「フクースナ」と言いながら食べます。
食事に対する感謝を表すことは大事なことですよね。
アシリパたちはウイルクをよく知るという人に会うため、
アレクサンドロフスクサハリンスキー、通称「亜港」の監獄へ向かいます。
海でシロイルカを獲り、
ジャガイモとギョウジャニンニクとニリンソウ、
杉元の味噌で「クジラ汁」を作ります。
ここで尾形が初めて「ヒンナ」とつぶやきます。
少しずつ人間性を取り戻してきたのでしょうか。
アシリパさんが荒くれた男たちに大切なことを教えているんですね。
子供なのにすごい女性です。
今日パキスタン出身でノーベル平和賞を受賞したマララさんが来日し、
安倍首相と会見していました。
一国の首相と対峙してもほんの少しも物怖じしない
その堂々とした様子を見て、
アシリパさんのような強い意志を持った女性が本当にいるのだなと思いました。