第1巻全ページが無料で読めるようになり、スマホでアプリをダウンロードしてみると、やはり全てのページの漫画を読めるというのは本当にうれしいですね。
そして、引き続き第2巻に進んで立ち読みをしてみた感想です。
登場人物はまだ少ないですが、第1巻でエレンの母親が巨人に食われてしまったシーンがちょっと頭から離れない、エレンと同じく激しく巨人を倒したくなる。
そして、人類が3つの壁の中に入った鳥かごのような状態で生きている。一番外の壁が大型巨人に穴をあけられたウォール・マリア、次にウォール・ローズ、一番内側で王がいるウォール・シナとういう壁の中で人類は生きている。
現実的に、この中でどうやって生活しているのか不思議ではあるが、巨人に捕食されないよう、人類は生活している。
第2巻では、エレン、ミカサ、アルミンたち訓練兵が、命がいくつあっても足りない調査兵団に入り、主役のはずのエレンが巨人にアルミンの身代わり状態で食われてしまった後の話に続く。
ここまでの進撃の巨人と、現実の話と照らし合わせると、もうほとんどの人が戦争を経験していない日本を思い浮かべてしまった。
本当の巨人はいなかったとはいえ、一昔前は現実にむごたらしく兵士も一般人も死んでいった。これは漫画の世界とはいえ、巨人と戦って帰ってくる調査兵団の顔が、重苦しく、見たくないものを見て帰ってきた表情と当時の現実の兵士も同じ表情だったのではないか。
なにか、難しい話になるので、この辺でやめましょう。そんな重苦しいストーリーになりそうな進撃の巨人なのだが、巨人の謎、人類の謎、これからのストーリーが息つかせぬ展開になりそうで、結構どっぷり重苦しくなく読めるのではないでしょうか。
以外に興味そそられるのは、この立体機動装置。これだけの科学力があれば、もっと効率的に巨人を駆逐できる大掛かりな装置が開発されてもいいような気がするが...。
別の機会にこの立体機動装置も考察してみたいと思います。