15話
どうして占い師の館にルチェッタの指輪が落ちていたのか、という疑問から過去の出来事を色々思い出すカイルなんですが
占い師さん＝ルチェッタだと認めたくないんです！
だって、もしそうなら
（オレがルチェッタを好きなことバレてるじゃん
その上でなお 婚約破棄したいって
オレめちゃくちゃ嫌われてるじゃん）
とまぁ、
最悪な結論になってしまうからなんですよね
しかも、カイルと婚約破棄する為のお金を、カイルを騙してカイルから巻き上げているという事実にも気づいちゃいましてねw
計り知れない衝撃に襲われます
ただ、カイルの中のルチェッタは、誇り高く高潔で貴族の矜持をもった孤高の存在。
そんなルチェッタが人を騙すようなことなんてしないと、カイルはルチェッタに会いに行きます。
すると
めっちゃサラっと嘘をつかれw
（ルチェッタの部屋が散らかっていたので探し物をしていたのかと問いかけたら、何も失くしていないと言われた）
焦ったカイルが『ゆ ゆびわ…』と言えば
ルチェッタに息をするように嘘をつかれ
カイルは、途方に暮れたように帰りました。
で、今まで見てきたルチェッタは勘違いだったのかと思い始めたとき、見てしまうんです
ルチェッタが、占い師の格好で屋敷から出ていく様を！
その時のカイルの心境が、戸惑っているのにルチェッタを心配していて、カイルらしくて面白い
カイルはそのままルチェッタの跡をつけるんですが（良い子はマネしないでくださいw）
ルチェッタの財布を盗ろうとした子供に対して、ルチェッタが言うのを聞くんです。
「貴方のような境遇で
でもたくさん努力して 街や人々を助けている
そういう人を知ってるわ」
こ、これは嬉しい！！
ルチェッタがカイルのことを見て、知ってくれているのが伝わるー
カイルも思いが募りすぎて
ルチェッタを抱きしめてしまいます
あ、ルチェッタは占い師の姿です
ルチェッタのことをもっと知りたいと思ったカイルの今後の方針は
・ルチェッタ＝占い師だと知らないふりをする
・占い師と仲を深めていく（お金の力でw）
というもの。
今度はカイルがルチェッタを騙す番なのかな。
まぁ、カイルはすぐにボロが出そうですが
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