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アフターザテイル 感想
主人公・沙耶(さや)が目を覚ますと、約一年間の記憶を失くしていました。
沙耶には両親がおらず、親戚の家を転々とする人生で、中学を卒業したら働いて、誰にも迷惑をかけずにひとりで生きていこうと思っていたのに
目が覚めたら
高校に通ってるし
遠い親戚の男性と同居してるし
どゆこと状態なんですけど
自分の部屋だと案内されたとこには、同居人の男性・冬仁(とうじ)との2ショット写真があったので、警戒しつつも、記憶が無いころ仲良くできてたんだから悪い人ではないんだと考え、2人での生活を続けます。
ただ、記憶が無いころの自分に対して、違和感を覚え始めるんです。
きっかけは、冬仁が何で引き取ってくれたのかっていう疑問からだったんですけど。
苦手な食べ物を、好物だと思われるくらい食べていたり
服の趣味が変わっていたり
写真にうつる笑顔の自分ですら、自分とは思えなくて
不安に思っていると
文字が、筆跡が違ってて、別人だと思い至ります。
ですが、沙耶には身寄りがない。
何か知ってそうな冬仁に聞きたくても、こわくて出来ない。
逃げる場所もない。
そんな時、冬仁から『ある男』の話を聞きます。
その話には、何で沙耶に一年間の記憶が無いのか
その間、なぜ別人のように違ったのか
どうして冬仁と同居することになったのか
それらの疑問に対しての答えが詰まっていて、沙耶は嘘のような本当にあった話を信じます。
その後、2人でお墓参りに行くんですが、そのときの2人の会話もほんっと良くて!!
冬仁は、残りの自分の人生を沙耶のために生きるつもりやし
沙耶は、『ある男』の話を聞いた直後でも、自分のことじゃなく、冬仁の気持ちに対して思いやってるし
冬仁に伝えた言葉も、自分本位のようでいて、冬仁を気遣ってて
めちゃくちゃ良かったです
ほんとつづきが読みたい
ないかな? 描いていただきたいな〜
お願いしますって白泉社様にお手紙を書こうかな
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