時間通り7時少し過ぎに帰ってきたゴッチ、

さて、夕食を頂ましょうの数分後に、怪しい動きが始まったんだ。

 

何時もなら、私の目の前でスマホをいじるか、電話にでるが、

さっさと外に出て行ったさ。

 

スマホを操作するポッチポッチの音がする、

もしや、元妻からのなんやかんやか…

 

疑うも何も、彼との関係のこじれは、10年ほどを要した、

自分の家に元家族(元妻と子供2人)を親と住まわせている、

彼が住んでくれと言っているような雰囲気であるがゆえに、

口論や喧嘩は絶えなかった。

 

そんな阿保くさい自分とはもうお別れしたはずだったが、

食卓に戻り、その電話の相手のことを詳しく事細かく、説明しだし、

その途中には変な間が空くものだから、

 

「また嘘か…」

 

と疑ったところで何も変わることはあるまい、

今 私にとって 彼が 必要だから その… 今一緒にいるわけで、

本当のことを言えば、彼が私に寄り添ってくれているわけで、、

 

ともかく知らんぷりして

ほんわかしてようと思っている。

 

出先で、本当に仕事に呼ばれたのなら それはそれで素晴らしい、

出先で、言葉と裏腹なことをしてようが、それは仕方がない。

 

素晴らしいと仕方ないの陰と陽は、朝が来れば夜が来る、のように、

私にとってベストライフなのだ。

 

娘とメールでは とてもうまくやれている、

その一本柱さえブレてさえいなければ、私の頭の中で さくらは咲き続ける。

 

新芽は さわやかに ここへ帰ってくるだろう、

新芽は 朗らかに ここへ帰ってくるだろう、

その芽を摘まむことは 誰にもできないんだから。

 

ちっちゃな胸におっきな世界を抱えながら、

行き来するおっちゃんは、ゴッチという。

 

良い芽をだしておくれよ、

私はそれをきっと大切に育むから。