【今回の記事要点】
ネガティブとポジティブ。
【本文】
あなたは次のどちらかの表現を
よく使っているのではないでしょうか?
例1)
勉強しないと、将来、苦労するんだからね!
例2)
勉強すれば、もっとモテるわよ!
ここで、勉強と言っていますが、何でもいいです。
ポイントは...
例1は、
「~しなければ、こんな大変な事になる」
というパターン。
例2は、
「~すれば、こんないいことがある」
というパターン。
前者を専門的には
『ロス・フレーム・アピール』と言います。
後者を『ゲイン・フレーム』と言います。
さて、ここで重要なのは、
ロス・フレームとゲイン・フレームを使ったとき、
どちらの方が、相手を説得しやすいか?ということ。
例で言えば、1と2の言い方で、
子供はどちらの方が勉強しやすいか?
ということです。
答えは相手による、です。
相手が、日頃からネガティブな思考をする人にとっては、
ゲイン・フレームが有効です。
そして、日頃からポジティブな思考をする人には、
ロス・フレームの方が有効です。
例えば、ご主人が健康診断になかなか行ってくれない、
そんな時、日頃、ご主人がポジティブな人ならば、
「あなた、毎年、健康診断にいけないばっかりに、
手遅れになった人は、●万人もいるらしいわよ。
行かないと大変な事にならないかしら?」
と、伝えた方が行ってくれやすい、ということですね。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。
【次回予告】
明日の金曜日を予定しています。
楽しみにお待ちください。