夫が冷たくするから、辛い。
通常、私達はこのように
何かの周囲の変化・刺激によって、
自分達の心が、悲しいとか楽しいとか、
辛いとか...
そういった、色々な感情が出てくるわけです。
しかし、この事実は必ずしも正しいとは限りません。
というのも、私達が泣くから辛くなり、
顔をこわばらせるから、怖くなる...
というのもまた事実なのです。
蛇を見たら、怖いのではなく、
心臓がバクバクなるから、怖いと言う感情が起こる、
と考えることも出来るわけです。
事実、こんな実験があります。
Ａ、唇で鉛筆をくわえて、漫画を読む。
Ｂ、歯で鉛筆をくわえて、漫画を読む。
実は、唇で鉛筆をくわえると、
筋肉の使い方が悲しいときの顔の筋肉の使い方と同じなのです。
そして、歯で鉛筆をくわえると、
笑ったときに使う顔の筋肉と同じなのです。
すると、Ｂの方が漫画が楽しいと評価する率が
高くなるわけです。
つまり、私達の感情は必ずしも周囲の刺激（ここでは漫画）
で決まるわけではなく、
「楽しい表情をしているから」楽しくなるのであり、
「悲しい表情をするから」悲しくなる、
ということもいえるわけです。
もちろん、どちらか一方だけで
感情が決まるわけではないのですが、
『笑う門には福来る』
というのは、まんざらデタラメでもないのです。
この続きはこちらの夫婦関係修復ニュースレター より。