原因と結果。
夫婦問題で悩む場合、「主人のあそこが嫌いだ」 「主人が問題ばかり起こす」
と悩んでしまいますが、これには、やはり原因があります。
原因といっても、いろいろな次元で「原因(と思わせれるもの)」は存在しています。
例えば、ご主人が浮気をした場合は、
「浮気相手の女性が誘ったから」
という原因があるかもしれません。
確かに、これも原因だと思います。
でも、違う視点で考えると、もしかしたら、そもそもご主人が家庭に不満があり、
もしくは、不満が無くても満足はしていない、という背景があって、
そこにたまたま現れた女性に心がひかれたのかもしれません。
そうなってくると、原因は、「浮気相手の女性」というよりは、
家庭を作っていた、ご主人と、奥さんに原因があるのかもしれません。
でも、もっと深い視点で考えると、さらに色々な原因が浮かびます。
例えば、奥さんが、自分の父親のことを実は、あまり良くは思っておらず、
「男性と言うのは、二重人格なんだ」
という想いが、心のどこかにあったとします。
そして、基本的に父親のことを育ててくれて感謝しよう、
という気持ちも無いかもしれません。
そうすると、今、ご主人が、家庭で問題を起こしているのは、
実は、あなたが、自分の父親との関係を修正しなければいけないことを
教えてくれているのかもしれません。
ともかく、様々な次元で、原因というのは考えられるわけですが、
問題の解決に取り組むのに重要なのは、表面のことばかりを
追っていても、決して円満解決はできないですよ、
ということです。
全てには、意味があるからですね。