腰痛がひどくて

トイレに行くのも 大変になってしまった

それでも 人の手を借りようとしない義母


自分で 立ちたいんだろうな~と思ってた


なんとなく見たチラシに

立ち上がる時に 支えになってつかまるスタンドみたいのを発見


これ!!と夫に見せて

「 これどう??これがあったら お母さん立つの楽になるよね!!」

今日買って 持っていく!!きっと 喜んでくれるよね!!」


せおてんは 仕事も 早々に切り上げて

意気揚々に 支えのスタンド持って 母の家に


「お母さん これ使って 楽に立つこと出来ると思うよ!」

と義母の隣において

「これを 伝って ここ持って こう立つと楽じゃない!」


義母は 首を振って

「いらないよ」

「えっ?こう使ったら 楽に立てるよ」

テーブルの端を持てば 十分だし 邪魔になるからいらない」

「だったら お布団の横に起きる時に こうつかまると …」

「いらないから、邪魔だし おくところないから」


え~~おく場所がない??って

この部屋は 十分広いよね…


心ががっかりした…


義母の顔は 痛みからか少し歪んでいる…

悲しくなってきた…


もうやめよう


義母は望んでいないんだから


「わかった じゃあ返してくるから」


「ごめんね~気持はありがたいって思ってるからね」といってくれた…


以前なら…

自分の気持を受け取ってくれない…

せっかく 自分がやってあげたことなのに…

と怒りで一杯になっていたと思う


でも怒ってる自分を認めるのがいやだから

義母は身体が辛いんだからとか

自分で それなりの言い訳を考えて

そんなことで 自分は怒ってないんだって

言い聞かせて 自分にうそついてたんだと思う

そんな事が いつもだったから

自分はどう感じているのかさえ わからなくなったんだと思う


今回は怒りより悲しみ感じた



喜んでもらいたいの一心で…

義母の喜ぶ顔が見たかった…



でも…

今まで 自分を抑えて 辛抱して生きてきた義母



母の言うとおりにしよう


母の思った通りにしてあげよう


せおてんは ただそれでいいって思っている!


感謝

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