最近、温泉や道の駅、ダム巡りの合間でマンホールカードを集めるのにハマってる。
これは国交省や下水関連企業で結成された『下水道広報プラットホーム(GKP)』が
下水道事業への理解を深めて欲しいという願いで作成した無料トレーディングカードの一種。
カードの表面には発行自治体のマンホールの写真や設置されてるマンホールの場所(緯度)が、
裏面にはマンホールのデザインの由来や街の紹介などが描かれてる。
カードは2016年に第1弾(30種類)が発行。その後は年3回(4月・8月・12月)ペースで続き、
今月14日に新たに第9弾が発行され、トータルで487種類、407自治体で発行をしている。
これでも凄い数だけど、カードを作りたがってる自治体はまだまだ多い様で、
GKPが抽選で自治体を選んでるとか。
このマンホールカードを貰うには鉄の掟があって、貰うには実際に配布場所へ赴く必要があり、
「切手代を出すから自宅に郵送してくれ」はダメ。あと1人1枚厳守なので「子供のお土産にもぅ1枚」
ってのもダメ。なので、カードを手にするって事は、その地へ訪れたという旅の証にもなる。
因みに自分は全国あちこち旅をしてるので既に150枚位は集まったかな。
今回は1泊2日で静岡県へマンホールカードを集める旅へ。
ルートは熱海市→三島(宿泊)→長泉町→富士市→静岡市清水区→静岡市葵区の順に辿る。
せっかくなので時間があればどこか美味しいモノ食ったり、未入浴の温泉を開拓したいとも考えてる。
【静岡県熱海市】
1日目は夜勤明けでお昼過ぎに出発して、熱海市のマンホールカードを貰いに行く。
カードは2種類あって、配布場所は熱海市役所と海沿いにある観光案内所。
地図で見ると伊東線の来宮駅から市役所→観光案内所→貫一お宮像→熱海駅の
順に歩いた方が良さそうだ。距離にして2キロちょいかな。
来宮駅に降りると早速目の前にカード化になってるデザインマンホールがお出迎え。
絵柄は梅園の梅と熱海の芸奴。
坂道を7~8分ほど下って市役所に到着。
この日は日曜日なので庁舎ま閉まっており、隣接してる消防署の裏手にある警備員室で
カードをいただく。感じの良い警備員さんで、次の配布場所まで丁寧に教えてくれた。
市役所から熱海らしい昭和な街並みを横目に坂道を降りて観光案内所『ワカガエルステーション』で
熱海市のもぅ1枚のマンホールカードをいただく。デザインは有名な金色夜叉のワンシーン。
お宮の松の近くに現物のマンホールがあるって事なので、熱海駅へ戻る途中に寄って行く。
銅像の前では蹴とばされる例のポーズで記念撮影をする人が何組か見受けられた。定番である。
貫一お宮像から熱海駅までは歩いて15分程だけど、駅は山の中腹に位置するので、
階段と坂道が地味にキツかった…。
1日目の目的を果たした後は東海道線に乗って三島駅へ。今宵は駅前のビジホに泊まる。
【静岡県長泉町】
2日目は三島駅から路線バスに乗って長泉町役場へ長泉町のマンホールカードを貰う。
『ニコニコな街』をキャッチフレーズにしてるからか、受付や配布場所の下水道課の方々、
みなニコニコと対応してくれた。カードの他に実物マンホールまでの地図が書かれた台紙と
街の観光パンフをセットでくれた。再びバスで三島駅に戻った後は東海道線で富士市へ。
【静岡県富士市】
富士市のマンホールカード配布場所は静岡県富士総合庁舎。いかにもお役所臭プンプンの名前。
駅からおがくずの香りが漂う製紙工場を横目に歩いて15分程で庁舎に到着。富士山がキレイに見える。
カードは庁舎の6階の富士市下水道課。庁舎内を行き交う人達は皆、お仕事の真っ最中。
思いっきり場違いな所に来たって感じ。ここではカードの他にマンホールシールも頂いた。
帰りは庁舎前から運良く富士駅行きの路線バスが来たので、それに乗る。
【静岡市清水区】
富士駅から東海道線で清水駅へ。
『ちびまる子ちゃん』の舞台として有名な街で、駅前にはニッコリとほほ笑んでるまるちゃんの
マンホールが設置してある。実はこのマンホールは原作者のさくらももこ先生が亡くなる数週間前に
静岡市にデザインを寄贈したもので、さくら先生最後の作品とも言われてる。
そのマンホールがマンホールカード第9弾に加わり、駅前の観光案内所で配布してる。
配布初日の14日とその後の土日はカードを貰うために行列が出来て、地元の新聞やテレビで
ニュースになってちょっとしたフィーバーになった模様(転売目的の人もチラホラ居る様だけど)。
自分が訪れた17日は行列は無かったものの、カードを貰う人が引っ切り無しに案内所へ入っていく。
自分が貰った時点でカードは4ロット目(1ロット2000枚)で、僅か4日目で6~8000枚を配布って事か。
まるちゃん人気恐るべし!
因みに清水区には、まるちゃんマンホール以外にもツツジやサッカー、三保の松原Versionなどもある。
ちょうど昼過ぎなので、マンホールカードを貰った後は駅の反対側にある魚市場で
まぐろ丼を食べてお腹を満たす。清水といえば冷凍マグロの水揚げ港としても有名。
カードだけを貰うだけでなく、その地の名物を堪能するのも旅の醍醐味。
お腹を満たした後はバスに乗ってマンホールの図柄にもなってる三保の松原へ。
日本三大松原の1つで、松林を抜けると駿河湾と伊豆半島の山々、そして富士山も雲の合間から
頭の部分だけちょこっと見える。これが富士山の全景が見えたら最高なんだけど。
三保の松原の『羽衣の松』から海沿いを30分近く歩いて、
三保はごろも温泉『三保園ホテル』さんへ。この辺りでは一番大きな観光ホテルで、
駐車場の一角には無料で利用できる足湯がある。でも入るなら肩までどっぶり入りたいので、
ホテルの風呂を利用。入浴料は600円で日帰り営業時間は11時~21時と長い。
初入浴なので1707湯目にカウント。
浴室はフロントから長い廊下を進んだ先にある。
天窓やステンドグラスがある洋風チックな明るい広い浴場には、加温温泉浴槽、水風呂、サウナ、
変わり湯などが揃い、外には野鳥の声が聞こえる木々に囲まれた東屋付き露天岩風呂がある。
泉質は無色透明のナトリウム塩化物強塩冷鉱泉(18℃)。
イメージ的に加温循環の湯かと思ったら、加温掛け流し(加水あり)で使用しており、
加温浴槽の横にある水風呂は源泉そのまんまの湯船である。こりゃ意外だった。
舐めてみると、この辺り特有の強い苦塩辛さを感じる。塩気の強い鉱泉なので、湯上りはよく温まる。
湯上りはホテルのロビーで一休みして、バスで清水駅へ戻る。
【静岡県葵区】
デザインは市の花『タチアオイ』。街中ではタチアオイマンホールを多く目にする。
新静岡駅前には清水駅前とは別デザインの普段着姿のまるちゃんマンホールがある。
これもいずれカード化されるのかな?
ひとっ風呂浴びて帰るとする。2016年にオープンした日帰り温泉施設で入浴料は850円(平日)。
フロントで下駄箱のカギと引き換えに精算キー兼ロッカーキーを借りるシステムで、
入浴料を含む館内利用料金は帰る時の一括清算。
2階にある浴室は広くて、内湯ゾーンにはあつ湯&ぬる湯(変わり湯・レモン風呂)浴槽や座り湯、
蒸し風呂、数多い洗い場など揃い、庭園風の露天ゾーンに出ると人工炭酸泉、岩風呂、寝湯、
サウナ、水風呂、深さ130センチの源泉立ち湯など揃う。駅前という利便性が高い所の割には
静かでゆったり出来る。
泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉(32℃)。
源泉立ち湯以外はろ過してるのか無色透明だけど、源泉立ち湯は茶色く濁り細かい湯の花が舞う。
無味無臭で、サラリとした感じの湯触りだった。初入浴なので1708湯目にカウント。
湯上りはロビーで休めるけど、館内には本が沢山並ぶコーナーやカプセルホテル風のゴロ寝部屋
もあったりしてゆっくり出来る。更に別料金(1000円)の岩盤浴コーナーを利用すると、テレビ付き
リクライニングシートでも休める。1日のんびり出来そうな温泉施設だと思った。
日替わりの『おばんざい』(おかず)を肴にビールをいただく。美味い!いい旅だった。


































