フリーター、家を買うを観ました。

重い…重いよ、このドラマは。

二宮君のドラマというか演技はいつもなんかしっくりきます。

数年前、『硫黄島からの手紙』を観て、(確か出ていた)凄く印象に残りましたね。

あの映画も良かった…。


話は戻りますが、今日のドラマは、始まりから重かったですね。

いきなり会社辞めて、父親に叱られ、就職活動もうまくいかず、バイトもうまくいかず、学生時代の友人にもあしらわれ、唯一の味方だった母親は心労から鬱病に…

この主人公である二宮君の気持ち…移入できましたね。

一番辛いのは親に悲しい思いをさせていること…

親には、俺は元気に頑張っているんだ、と安心させたいよね♪

その後のストーリー展開もなんとなくよめますが、社会を知らないあまちゃんの若造が、社会的責任をもってゆき、家族として人間として成長してゆくのでしょうね。


かくいう私はかなり感情移入できました。

社会に出ている方の大多数は少なからず挫折を経験していると思います。

学生から社会人になるときの挫折がこのドラマの入り口でした。

私もそう。

大学を中退しました。入り直して卒業した後、しばらく無職期間があり、第二新卒扱いで今の会社に就職しましたが、
①大学を中退してからまた入試を受け、大学に入り直すまでの半年間
と、
②大学卒業後、国家試験で希望する職種につけないことが確定し、民間就職に切り替えて就活し今の仕事に就くまでの8ヶ月間
は、
さっきの二宮君の状況と似ていて、当時の思いがフラッシュバックしましたね(^_^;)

大学を中退した時は人生でもかなりダメダメな時代で思い出したくありません。その反動から、再度大学生になっての在学中は人一倍勉強してました(笑)遊びも十分してましたけど♪大学3~4年は就活は一切せず国家試験のみに集中し、在学中にパス出来なかったので卒業後の1回を最後と決め、試験の結果を待たずに就活に切り替えたことは正解だった。この時期も辛かった。就職超氷河期だったし、たまたま自分は希望に近い会社に入れて、運が良かった。この時期がもっと長かったら精神的に死んでたでしょうね。あと1年やろうという気にはなれんな、あれは。

自分が情けないと思ってしまうのです。

この時の自分に言ってやりたい言葉が、今日のドラマで女性の土木作業員の、
『誰に言い訳しているの?』
です。

まさしくこの言葉。

つまりは、自分自身に言い訳しているのです。

自分を正当化するために、独りよがりな理由付けをするんです。

発展的でない…ね。

今日は、たまたまこの時間に家にいてこのドラマを観ましたが、もう観れないです。ただ、

あの時の辛い時代を考えると、今の膨大な仕事も休日出勤も大したことではありませんね。

と思う、契機になりました(笑)

明日から仕事も趣味もより頑張ろう♪



にしても、二宮君…、凄いね(*^^*)