学生時代にチーム競技をやっていた(る)人ならわかるはず。

チームがひとつになることは難しい。

「メンバー皆の気持ちがひとつになれば、勝てる」

とよく言う。

しかし、「本当に」ひとつになることはあり得ない。

メンバーそれぞれの思惑が働くから。

それが普通の人間。

互いの好き嫌いも当然にある。

ないというなら、それは本心ではないと思う。

何処のチームにもいざこざは少なからずある。

それが、表面化し、爆発するかしないかだけの話。

残念ながらフランスは最後に爆発してしまった。

負のスパイラルにはまったんだね。

もし、初戦勝ってたら、全く逆の結果になっていたろうね。

フランスの顔ぶれみて、勝ち点1って普通だとあり得ない。

ゲームと違って、簡単な理屈じゃないんだよね。

生身の人間同士の戦いなんだから。

だから、チームとして少しも成立していなかったんなら、それはまとめ役の監督に責任がある。

また、キャプテン(キャプテンシーを発揮できる人)にも責任がある。

簡単にいうと、監督が駄目でも、キャプテン翼の南葛の大空翼みたいな皆が頼る存在がいるかいないか…だね。

ジダンの偉大さが、今回のフランスをみてさらに際立つ感じがしましたね。

リーダーシップって本当に難しいね。

翻って、日本は、メンバー全員、まがりなりにも岡田監督についていっている。また、選手が監督の気持ちを後押ししている。内紛要素は内包していそうだけど、爆発する様子もない。

なんか、それだけでも期待できるね。

マスコミや世間に叩かれたから、団結力が高まっているのかな。

こないだのイタリアみたい(笑)



さて、私にはリーダーシップはあるのだろうか…頑張るしかないね。