9月1日は防災の日でした。
100年前に関東大震災が起きた日でもあるのですが、
8月15日の敗戦した日と並んで、年に一度そのことを思い出すという忘れっぽい日本人には重要な日の一つとなっています。
関東大震災では、様々な教訓や反省すべき事を生み出していますが、その中の一つに「朝鮮人への虐殺」があります。実際虐殺されているのは朝鮮人に限らず中国人、共産主義者なども含まれ、更に言えば言いがかりを付けられた日本人の犠牲もありました。
主な原因は流言飛語と差別意識であったようです。
ただこの件については、デマ屋言いがかりという愚にもつかない言説がまかり通り、かの東京都知事も真偽が明らかで無いという理由で慰霊を事実上拒否しています。
そういえば最近も、有名な某物書きの大先生もYouTubeのチャンネルでデマ説を振りまいておられたようですね。
そのような方々に是非、この資料をご覧になって居いただきたいものです。
資料の出元は内閣府。
あるフリージャーナリストの方のYouTubeで存在を知り、実際に確認してみました。
目的は歴史的評価というよりは巨大災害における教訓。
報告書ではこの一連の虐殺行為が、本来優先すべき救護活動に関して著しい阻害要件となり、救えるはずの人もk救えなかった可能性があると分析していました。
もし、デマだと言われる方々は1度目を通されることをお勧めします。
この資料をきちんと読んで、まだデマだと言いつのる方々には、理由を拝聴したいものです。
以下にページを貼り付けておきます。
報告書(1923 関東大震災第2編) : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)
Microsoft Word - 18_chap4-1.doc (bousai.go.jp)
Microsoft Word - 19_chap4-2.doc (bousai.go.jp)